ココロノクサリ(二重唱)
竜胆(りんどう)
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1 |
前奏
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2 |
濁流に飲み込まれ 流れ落ちる
冷酷なまでの眼差しで俺を見る
溺死寸前の俺のココロは
もう逃げる道さえ残ってはいない
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3 |
重なり絡む負の連鎖は
回りまわって俺へと行き着く
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4 |
忘れたくとも忘れられない
泣きながらに訴えたい思いを
忌み嫌われながらも
生き続ける俺への罪なのか
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5 |
身体中から放つ
悪臭を楽になるために
使えるのならば俺は迷わず
使うのだろう
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6 |
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7 |
歴史を語れるほど
生きてはいないが
俺の人生は
散々な道を歩んできた
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8 |
立ち止まることを許されず
少しだけでも前へ進めと
蹴られ殴られながら生きてきた
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9 |
手にした褒美はいつも塵に消え
くたばる寸前になりながらも
冷静に考える時間も与えられず
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10 |
逃げ出したいココロを
押さえつけながら
下衆に成り下がりながら
ただ行く末を見る
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11 |
苦しいと言い訳が出来ない所で
掌をただただ見つめ続ける
もう充分に生きたつもりで
荷造りをしてみたところで
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12 |
現実はまだまだ
俺を苦しめたいらしい
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13 |
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14 |
冷徹な世の中に
慣れる事の出来ない不器用さ
祈りを捧げても誰にも届かず
ただ只管 首を垂れるしかない
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15 |
乗り遅れた俺の復路は
無理難題を抱えるしかないのだ
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