優しい男
こだま
|
1 |
♪
|
2 |
ぼくは誰にでも優しかった
男も女も隔て無く助け
嫌な顔せず手伝った
喜ぶ顔が好きだった
|
3 |
だけどそれでも君だけは
心の底から尽くしたい
たった一人の特別な
ぼくの大事な人だった
|
4 |
だけど想いは伝わらず
君は笑顔で受け流す
考えてみれば当然だ
自分で首を絞めていた
|
5 |
優しい 優しい 優しい男になりなさい
強く優しい男たれ
人のためこそ 美徳なれ
そう教えられ生きてきた
|
6 |
♪
|
7 |
たとえどんなに優しくしても
ぼくの心は伝わらず
たとえ何でも助けに行けど
ぼくの思いは届かざり
|
8 |
きみは笑顔でぼくの善意に
感謝の言葉をなげかける
ぼくも笑顔できみの感謝に
精一杯に強がった
|
9 |
ひとのためならお金など
惜しむことなく捻出し
ひとのためなら時間など
徹夜してまで割いてきた
|
10 |
優しい 優しい 優しい男になりなさい
強く優しい男たれ
人のためこそ 美徳なれ
そう教えられ生きてきた
|
11 |
♪
|
12 |
ぼくはもう
「いい人」でいることに
疲れたんだ
|
13 |
ガラスが輝く廊下を走って
君のいる教室へ駆け込んだ
驚く君の顔も気に止めず
思いの丈を言葉にした
|
14 |
優しい 優しい 優しい男になりなさい
強く優しい男たれ
人のためこそ 美徳なれ
だけど時には 身勝手に
|
15 |
己の思いに 正直たれ
|
16 |
♪
|