自己責任ララバイ
宮里鋭兎
|
1 |
♪
|
2 |
知らないことは 知れば良いだけ
知らないで居て 知ってるつもり
知らないを知る 知られるよりは
伺いましょう 赴きましょう
|
3 |
なんでも理解できていたと ラララ
飲み込みが達者だったと ラララ
別段どこも疑われずにいた ラララ
それでも偉人にはなれなくて ラララ
|
4 |
席に着かねば始まらない 気後れすら
堰を切ってゆくのは自己責任 ララバイ
首席になれなくたって 中身の勝負さ
目次の書き方ですら ライバル意識なき
|
5 |
きみのことは 知れば良いだけ
なんで泣くかが 理解できない
ひどいことでも言ったろうか
君の笑顔を視ていたいのに
|
6 |
朝が訪れて きみはそっぽをむいて
なにも与えてはくれなかった
さあ 散歩に出ようよ 泣かないで
今夜は特別の ステーキ食べよ
|
7 |
愛するきみは 気味悪がって
寄りつこうともしないなんて
これが生き様なんだ わかっておくれ
家の明かりをともせば 暮らしは上々
|
8 |
ごきげんなおしておくれよ
どうか ごきげんなおしておくれよ
ご機嫌斜めの理由は
どうか お許し下さい頼むよ
|
9 |
どうやら 偉ぶるそれが気に障る
気に障るという いや触っていません
それが通らない 混迷の渦に
ああ どうしたら問いが解けるか
|
10 |
学者に戻りまして 研究の日々
参考資料は ゴシップ記事だね
でもさ 逸脱の内容ばかりさ
偉人になりたいか なりたいさ
|
11 |
きみのことをなだめる 発明をする
きみが微笑みを見せてくれなければ
きみのことがあたまを 独占してる
きみのことがたまらず 命題になる
|
12 |
憧れる生活はなんなのか わらっておくれ
憧れているのは贅沢です いわないでおくれ
きみのにぎやかな生き様が 愛おしいんだ
きみのためになら きみのもとに伺おう
|
13 |
きみがせつなすぎて 胸を締めつける
きみが愛しくて きみが居ない今日が
ひとりで耐えられないほどなんだ
きみに居てもらわなきゃ困るんだ
|
14 |
ラララ きみが知らない土地の
ラララ 昔話でも聞かせよう
ラララ きみが知っているやり方で
ラララ タイムマシンでもつくろう
|
15 |
きみのことをなだめる 発明をする
きみが微笑みを見せてくれなければ
きみのことがあたまを 独占してる
きみのことがたまらず 命題になる
|
16 |
知らないことは 知れば良いだけ
知らないで居て 知ってるつもり
知らないを知る 知られるよりは
伺いましょう 赴きましょう
|
17 |
ごきげんなおしておくれよ
どうか ごきげんなおしておくれよ
ご機嫌斜めの理由は
どうか お許し下さい頼むよ
|
18 |
なんでも理解できていたと ラララ
飲み込みが達者だったと ラララ
別段どこも疑われずにいた ラララ
それでも偉人にはなれなくて ラララ
|
19 |
ラララ きみが知らない土地の
ラララ 昔話でも聞かせよう
ラララ きみが知っているやり方で
ラララ タイムマシンでもつくろう
|
20 |
席に着かねば始まらない 気後れすら
堰を切ってゆくのは自己責任 ララバイ
席に着かねば始まらない 気後れすら
堰を切ってゆくのは自己責任 ララバイ
|
21 |
ラララ ラララ ラララ
ラララ ラララ ラララ
ラララ ラララ ラララ
ラララ ラララ 自己責任 ララバイ
|
22 |
♪
|
23 |
♪
|