Ver. 3.25 (Aug 2024-) orpheus2024a |
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| 2021/02/17
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[tao_hiro] 2021/02/17 Wed 13:32:19 ①今年は結婚25周年の記念の年です。先日、妻に言われて気が付きました。なにかと動きの採りにくい昨今なので、手っ取り早く?歌をプレゼントすることにしました。日本語歌詞は気恥ずかしいので実績のあるエスペラント語にしました。 タイトルは「ここから」で歌意は次の通りです。 「私たちの大きな家。私たちの少しの荷物。私たちの生活がここから始まった。私たちに子供たちが生まれた。忙しい毎日が続いた。しかし私たちは幸せでした。私たちは終わりだと思う事もあった。しかし私たちは信じ合えた。だから私たちはここまで来ることができた。今では子供たちは成長した。私たちの大きな家を出て行った。でも私たちは仲良く暮らしてゆく。 ここから、ここから。」 ②以前指摘させてもらったのですが、その時は嵯峨山先生に否定され、「まぁDAWで音色は変更できるから」と放置していた問題です。作曲条件でハープを設定してもピアノにしか聞こえません。MIDIデータをDAWに読み込ませてもピアノと表示されます。最近新規のユーザーさんが増えてきたので、そのうち誰か気が付くだろうと期待しているのですが、どうやら誰も気にしていないようです。そうすると私のローカルな問題となりますが、私の耳がおかしくない限り、私の作曲においてのみハープがピアノになるという現象はどう考えてもあり得ないように思えます。念のため妻と息子たちに確認したら「確かにピアノだね」と言います。何でしょうかねぇ、この現象。 気になっているのがid=307684「音色を追加しました」の歌詞とコメントの内容です。ハープは、当初鳴らなかったものが、OSの変更によって”鳴るようになった”とのことですが、実はこの時点でピアノだったのではないかと疑っています。 ハープはメジャーでかつ魅力的な楽器だと思います。そのハープに違和感を覚える現状は大変残念に思っています。 [Orpheus 開発チーム] 2021/02/17 Wed 16:10:59 Orpheus では、サーバ上で無償で多種類の楽器をカバーできる音源を選ばざるを得ないので、MIDIサウンドフォント "fluid font" を使っています。恐らく、作者が一つ一つ手作りした音なのでしょうが、本来の楽器にかなり似ている音も全然似ていない音もあります。ハープの音も、恐らく開発努力の限界だったのでしょう。これだけ多種類の楽器音をカバーする無償のサウンドフォントはなかなか見当たらず、多分、世界中で同様の不満が交わされているのではないかと思います。どの電子楽器の音もかつては同様の状況だったと思います。 Orpheus はあくまで自動作曲機能の無償公開実験なので、音質は無償で入手できるレベルに鍵r垂れます。多数のユーザは、作曲結果の音質を高めるために、(サーバ上でなく)インタラクティブDAW上の、商用の、楽器種類が絞られた音源を使っておられます。(メニュー>掲示板>外部へのリンク をご参照ください。) [tao_hiro] 2021/02/17 Wed 22:25:14 Orpheus 開発チームさん、丁寧なご回答ありがとうございます。しかしながらその説明では、この問題は解決しません。なぜなら、伴奏音の試聴においては綺麗なハープの音が鳴っているからです。前回指摘させていただいた際には、嵯峨山先生もそうおっしゃっており、結果、私のDAW側のエラーか私の耳がおかしいか、というご回答でした。「ハープがピアノに聞こえる」というのは、私の感応的な問題ではなく、「試聴ではハープ、作曲条件ではピアノ」というシステム上の問題ではないかと考えています。むろん、実験の本筋ではなく、些事であることは理解しています。そもそも私はDAW(ちなみにサウンドフォントはオルフェウスと同じ"fluid font")で音色を変更できるので問題ないのです。ただ、「公開中の利用作品が1189回使用」という表示を見るたびに、なんだか釈然としない気持ちになったので、再度指摘させていただいた次第です。「ハープ?」というご対応をいただきましたが、実験目的から考えてそこまでが限界という事でしたら、これ以上申し上げることはありません。お忙しいところ誠にありがとうございました。 [tao_hiro] 2021/02/24 Wed 07:55:34 この曲に「英語・外国語タグ」をつけたいと考えました。オルフェウスに違和感なく英語で歌唱させようと思うと、かなりの技術が必要です。しかし、エスペラント語ならば日本語のローマ字発音と似ているので、違和感が英語よりも少なくて済みます。つまり日本語で表現することを避けた歌詞を作りたい場合、エスペラント語の方が英語よりも、容易に豊かな表現ができると思います。そして何よりもAI(人工知能)の一種であるオルフェウスが、人工言語のエスペラント語で歌唱することに、私はロマンを感じます。申請理由に足るか不安ではありますが、タグ付けのために、公開を希望します。 [Orpheus 開発チーム] 2021/02/24 Wed 11:39:07 ご指摘ありがとうございました。つまり、Fluid Font の音のせいではなさそうな、恐らく MIDI 楽器番号の取り違えがどこかで生じている可能性がある、ということなのですね。ここまで問題が絞り込めたので、その方向で調べて見ます。 [Orpheus 開発チーム] 2021/05/07 Fri 15:50:53 ハープの音について時間をかけていろいろ Orpheus 作曲を実験したところ、ハープ曲に多いアルペジョ音形の伴奏にすると、ピアノではなく、間違いなく「ハープ」らしい音であることが確認できました。(必要ならサンプル音をお送りします。)しかし、4音同時の和音や、短い音などでは、音符長ごとにミュートされている感じで、確かにピアノかギターかと思うような音になりました。 不思議なことに abc 記述言語を用いて生成た MIDI データから timidity と fluid font によって音を生成するとそうはならず、「ハープ」の音が音符の長さを超えて鳴り続けて次々と重なり合い、ハープらしい音の重なりができます。(伴奏楽器の音色サンプルで確認できます)。http://www.orpheus-music.org/Orpheus-lib-sound.php?cat=inst&pat=46 しかし、abc 言語でなく lilypond 処理系を用いると音が伸びず、音符ごとに次の音の前にミュートしているかのように重なり合わないので、あまりハープらしくは聴こえません。 この理由のために Orpheus の処理系を abc 言語で書き直すのはちょっと無理なので、ご容赦ください。 [tao_hiro] 2021/05/07 Fri 16:06:56 Orpheus 開発チームさん、お忙しいところ、詳細に調査いただき誠にありがとうございます。私の長い事の疑念は晴れました。委細承知いたしました。 [Orpheus 開発チーム] 2021/05/07 Fri 23:10:49 ハープ音の件は同様の疑問を持つ方々も多いと思うので、「有用情報リンク」でも説明することにしました。 |
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