偶像崇拝
清流さん
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二千年以上の前の昔中東の地
そこでは一神教による宗教が生まれた
その一神教の宗教は偶像崇拝を禁じた
その教義は現代へと引き継がれていく・・・
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時は変わって現代極東日本国
アブラハムとは無縁の地
八百万の神に偶像上等
ネット社会で神様急増
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広大なネットの海に浮かぶ動画サイト
まさに偶像崇拝の中心地
その中で気軽にCG作れるソフトで
人々が動画を作っていた
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そこでは素人たちが楽しそうに
そして自分の思うがままに
時には変態になりながらも
作りたい物を作っていた
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だけどそれを金儲けに使う奴が現れた
あの機械音声と同じ様に利権に塗れた
些細なコンテストはいつしか
金の亡者の宣伝の場と化した
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いつしかその界隈は疑惑と対立
嫌悪と憎悪そして欲望で荒んでいった
これは偶像崇拝者たちの末路か
あるいは変態への天罰か
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しかしその極東の地に光が舞い降りた
それは神かあるいは兵器か
与えるものは世界の終わりか
それとも新しい世界か
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光が差す先に声がありその声が全てを導く
偶像崇拝の地で新たな偶像が誕生した
彼らをそれを崇めるか拒絶するのか
一神教の者たちには理解できないだろう
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