アニメが好きだった君
清流さん
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「僕には夢がある
アルプスの麓でブランコに乗り天を駆け
とろけるチーズをライ麦パンで食べる日々」
「ハイジかな?」
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3 |
「僕には夢がある
借金で一時は地下帝国で強制労働されても
なおギャンブルで勝ち続け地上に這い上がる事」
「カイジかな?」
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「僕には夢がある
借金で一時は地下帝国で強制労働されても
なおギャンブルで勝ち続け地上に這い上がる事」
「カイジかな?」
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4 |
「僕には夢がある
仲間と一緒にデジタルな世界に飲み込まれ
そこで相棒や仲間と一緒に敵を倒していく」
「太一だね」
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5 |
「僕には夢がある
海賊団の料理長として仲間に料理を作り
時には煙草を吸い仲間達と共に旅をする」
「それはサンジだね」
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6 |
二人で語り合ったアニメの話題
アニメのキャラと重ね合わせ
その夢を語る君の姿は
純粋で穢れの無い子供のようだった
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7 |
だけど君は時が経つにつれ
純粋さも失ってしまった
そこにいる君の姿は
醜悪で穢れの塊
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8 |
性格が歪みいつしか晒され物になる僕
アニメのキャラには成れないのは
分かっていたけどせめて
純粋なあの頃のままでいたかった
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9 |
♪
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10 |
アニメとかけ離れた世界で
僕らは理想を追い求め続けた
けれどアニメのキャラになる事は無く
現実の世界で自分を知る
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11 |
アニメみたいに時を戻すことはできない
だけどあの頃みたいに夢を語る
日々に戻ろうと思えば
戻れるんじゃないか
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12 |
♪
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