三段論法
ベートーアルト
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1 |
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"
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2 |
AはBである。
全てのBはCである。
ゆえにAはCである。
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三段論法とは論理学における
論理的推論の型式のひとつ。
これが基本形であり、
記号論理学における初歩である。
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3 |
ソクラテスは人間である。
全ての人間は死すべきものである。
ゆえにソクラテスは死すべきものである。
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アリストテレスがその著『分析論後書』において
示したこの一文は
三段論法の最も有名な一例である。
ソクラテスはドクニンジンの杯をあおり死んだ。
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4 |
「全てのクレタ人は嘘つきである」
とクレタ人の一人が言った。
「全てのクレタ人は嘘つき」、ゆえに
「全てのクレタ人は嘘つきである」は嘘。
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「クレタ人はいつもうそつき、悪い獣、怠惰な大食漢だ」
新約聖書中の「テトスへの手紙」より。
この文は自己言及のパラドックスとして知られ、
「この文は偽である」という構造で自己言及すると発生する。
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