百人一首 第11〜20首
藤原定家編/Orpheus+嵯峨山
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わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと
人には告げよ海人の釣船 参議篁
天つ風雲の通ひ路吹きとぢよ
乙女の姿しばしとどめむ 僧正遍昭
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3 |
筑波嶺の峰より落つるみなの川
恋ぞ積もりて淵となりぬる 陽成院
陸奥のしのぶもぢずりたれゆえに
乱れそめにしわれならなくに 河原左大臣
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4 |
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6 |
君がため春の野に出でて若菜摘む
わが衣手に雪は降りつつ 光孝天皇
立ち別れいなばの山の峰に生ふる
まつとし聞かば今帰り来む 中納言行平
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7 |
ちはやぶる神代も聞かず竜田川
からくれなゐに水くくるとは 在原業平朝臣
住の江の岸に寄る波よるさへや
夢の通ひ路人目よくらむ 藤原敏行朝臣
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8 |
難波潟短き蘆のふしの間も
逢はでこの世を過ぐしてよとや 伊勢
わびぬれば今はたおなじ難波なる
みをつくしても逢はむとぞ思ふ 元良親王
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9 |
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