426006 / akane
語りきれないゆめのはなし子供の頃にしか見れないものは
太陽の光で育ち
外で走り回る子供へとつく
そんな世界がありました
ある男の子は竜をみた
ずっと追いかけていた
山の中も壊れた建物の中も
気にせず追いかけていた
竜は彼のことを受け入れて
彼の行き先の無い
有り余る元気を吸い取った
ドラゴンに怒られながら共にいた
まわりの友達は
大事なものを持っていた
一人一人宝物だと持っている。
竜と同じもの
一緒に居ると勉強も遊びも
楽しくなり、念願の友達も作れた
危険な時は竜が助けてくれた
かけがえのない心の友達だ
竜は自ら害獣と呼びました
自分たちはよくも悪くも
君たちに影響を与え
大人になるカギを与えてると
難しい言葉をたくさん聞いた
その1つ1つはヒントになるからと
よく聞けとずっと言っていた
その頃わからなかったけど
中学頃になると竜は
黒く燃えた体になる
もっと世の中を知るべきだと言うが
彼はずっと嫌と言った
友達が持っていたもの
それは害獣だった
他の人よりも静かで
元気を無くして来なくなった
本当の害獣の意味がわかった気がする
竜は子孫を残しながら
過去の子供と一緒にいた
記憶も持っている
好きな子供の遊びも
付き合い方も全部知っていた
でも最後は別れないといけないと
難しい顔で見つめていた
あの宝物の輝きはどこにいったんだろう
かすかに覚える
夕日に照らされたクラゲのような花の
記憶がどこかにあるようで
彼はいつしか竜のことも
子供の頃に感じていた輝きも忘れていた
夕日に照らされた卵が
雲隠れしていることを
彼は輝きさえ忘れ
代わりに
別のものを
手に入れた
どこからか感じた
来るべき時は自分の決めた
道を選ぶんだ
選択肢はたくさんあるが
ダメにするのも
よくするのも
自由だと雲が
語りかけ
気付かない
この声は
いつか彼を
導いてくれる
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