Ver. 3.25 (Aug 2024-) orpheus2024a |
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id = 529820
will / 砒野 |
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節 | 拍子 | 和声 | 主旋律 | 伴奏 | 演奏 | |||||||||||
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調の設定 | 和声進行 | 小節選択 | リズム型 | 上限 | 下限 | 旋律型 | 伴奏音形 | サブ音形 | ドラムス | 速度指定 | 歌声 | 音声音量 | 伴奏楽器 | サブ楽器 | ||
1 | 調号なし | あきらめ | 第 7, 8 小節のみ | 軽快01ss | 軽快01ss | 落ち着いた(リムショット) | 普通(MM112) | アコースティックピアノ | ジャズギター | |||||||
♪ ⇔ |
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2 | ↓ | ↓ | ↓ | 8小節全部使う | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
私は余命宣告を受けた訳ではない
| また自死の決意を固めたというのでもない
| 私にはこの遺書がいつ公になるか全く分からない
| 寧ろそんな事はまずないだろうと高をくくっている始末さ ⇔ わ^たし/わ/よ^めえせ_んこく/お/う^け_/た/わ_け/で/わ/な_い /;ま^た/じ_し/の/け_つい/お/か^ため/た/と/ゆう/の/で/も/な_い /;わ^たし/に/わ/こ^の/い_しょ/が/い_つ/お^おやけ/に/な_る/か/ま^ったく/わ^か_ら/ない /;む_しろ/そ^んな/こ^と_/わ/ま_ず/な_い/だろお/と/た_か/お/く^くっ/て/い^る/し_まつ/さ |
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3 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
書いている時の気楽さからして
| これは遺書と名が付いた世界のどの著述の中でも
| かなりふざけた部類に入る事はなんとなく想像ができるね
| 何故私はこんな物を書き始めたのか ⇔ か_い/て/い^る/と^き_/の/き^らく/さ/から/し^/て /;こ^れ/わ/い_しょ/と/な^/が/つ_い/た/せ_かい/の/ど_の/ちょ^じゅつ/の/な_か/で/も /;か_なり/ふ^ざけ_/た/ぶ^るい/に/は_いる/こ^と_/わ/な_ん/と/な_く/そ^おぞお/が/で^き_る/ね /;な_ぜ/わ^たし/わ/こ^んな/も^の_/お/か_き/は^じめ/た/の/か |
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4 | ↓ | ↓ | ↓ | 第 7, 8 小節のみ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ||||||
♪ ⇔ |
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5 | ↓ | ↓ | センチメンタル | 8小節全部使う | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
魔が差したという言葉は決して適当ではないだろう
| こんな好奇心の何処に裁かれるべき悪を見出すの
| そう問うと誰かがすかさず死を弄ぶなと批判する
| そんな人も世界には少なからず居る事は知っているよ ⇔ ま^/が/さ_し/た/と/ゆう/こ^とば_/わ/け^っして/て^きとお/で/わ/な_い/だろお /;こ^んな/こ^おき_しん/の/ど_こ/に/さ^ば_か/れる/べき/あ_く/お/み^いだ_す/の /;そ_お/と^お/と/だ_れ/か/が/す^かさず/し_/お/も^てあそぶ/な/と/ひ^はん/す^る /;そ^んな/ひ^と/も/せ_かい/に/わ/す^くな_から/ず/い^る/こ^と_/わ/し^っ/て/い^る/よ |
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6 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
しかし私は既に直感的に悟っている
| 彼らと私との間には恐ろしく深い隔たりがあり
| 決して分かり合える日は来ないのだという事を
| その溝を埋めんとするどんな努力も無駄だという事を ⇔ し^か_し/わ^たし/わ/す_でに/ちょ^っかんてき/に/さ^とっ/て/い^る /;か_れ/ら/と/わ^たし/と/の/あ^いだ/に/わ/お^そろし_く/ふ^か_い/へ^だたり/が/あ_り /;け^っして/わ^かりあえ_る/ひ^/わ/こ_/ない/の/だ/と/ゆう/こ^と_/お /;そ^の/み^ぞ/お/う^めん/と/す^る/ど_んな/ど_りょく/も/む^だ/だ/と/ゆう/こ^と_/お |
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7 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
普段は何事も話し合いで解決できると口先では言うが
| 私は本当はそんな事は毛ほども思っていない
| あれ何の話だっけ
| ああそうだ分かった私はメンヘラなんだな ⇔ ふ_だん/わ/な^にごと/も/は^なしあい/で/か^いけつ/で^き_る/と/く^ちさき/で/わ/ゆ^う/が /;わ^たし/わ/ほ^んとお/わ/そ^んな/こ^と_/わ/け^/ほど/も/お^も_っ/て/い^/ない /;あ^れ/な_ん/の/は^なし_/だ/っけ /;あ_あ/そ_お/だ/わ^か_っ/た/わ^たし/わ/め^ん_へら/な/ん/だ/な |
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8 | ↓ | ↓ | あきらめ | 第 7, 8 小節のみ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ||||||
♪ ⇔ |
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9 | ↓ | ↓ | ユーモラス | 8小節全部使う | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | +5dB | ↓ | ↓ |
昔の私ならこんなどうしようもなく後ろ向きになる度に
| 苦しい自己嫌悪に襲われて小さく縮こまって震えてた
| でも数多の呵責を経るにつれて少しずつ
| その不快感は陶酔へと変わっていったんだ ⇔ む^かし/の/わ^たし/なら/こ^んな/ど_お/し^よお/も/な_く/う^しろむき/に/な_る/た^び_/に /;く^るし_い/じ^こけん_お/に/お^そわ/れ/て/ち^いさ_く/ち^じこまっ/て/ふ^るえ/て/た /;で/も/あ_また/の/か^しゃく/お/へ_る/に/つ^れ/て/す^こ_し/ずつ /;そ^の/ふ^かい_かん/わ/と^おすい/え/と/か^わっ/て/い^っ/た/ん/だ |
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10 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
挙句私はこんな有様になってしまったけど
| それでも私は己を愛し続けている
| あらゆる厭悪の感情は結局自己陶酔に帰結するのさ
| つまる所それは一種の自己愛なんだよ ⇔ あ^げく/わ^たし/わ/こ^んな/あ^りさま/に/な_っ/て/し^まっ/た/けど /;そ^れ/で/も/わ^たし/わ/お^のれ/お/あ^いし_/つ^ずけ/て/い^る /;あ^らゆ_る/え_んお/の/か^んじょお/わ/け^っきょく_じことおすい/に/き^けつ/す^る/の/さ /;つ^ま_る/と^ころ_/そ^れ/わ/い_っしゅ/の/じ^こ_あい/な/ん/だ/よ |
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11 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
そしてこの歌も自己愛の表現方法の一つだ
| そもそも遺書という存在自体が自己陶酔の権化だからさ
| 私はこの歌をこれから何度も何度も聴き返して
| 殆ど自慰みたいな自己陶酔の感傷に浸るのだろう ⇔ そ^して/こ^の/う^た_/も/じ^こ_あい/の/ひょ^おげんほ_おほお/の/ひ^と_つ/だ /;そ^もそも_いしょ/と/ゆう/そ^んざいじ_たい/が/じ^こと_おすい/の/ご_んげ/だ/から/さ /;わ^たし/わ/こ^の/う^た_/お/こ^れ/から/な^ん_ど/も/な^ん_ど/も/き^きか_えし/て /;ほ^とんど_じい/み_たい/な/じ^こと_おすい/の/か^んしょお/に/ひ^たる/の/だろお |
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12 | ↓ | ↓ | あきらめ | 第 7, 8 小節のみ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ||||||
♪ ⇔ |