Ver. 3.25 (Aug 2024-) orpheus2024a |
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id = 529198
諦めも大事(長いよ!) / あーちゃん |
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節 | 拍子 | 和声 | 主旋律 | 伴奏 | 演奏 | |||||||||||
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調の設定 | 和声進行 | 小節選択 | リズム型 | 上限 | 下限 | 旋律型 | 伴奏音形 | サブ音形 | ドラムス | 速度指定 | 歌声 | 音声音量 | 伴奏楽器 | サブ楽器 | ||
1 | ♭ | 「パッヘルベルのカノン」end | 第 7, 8 小節のみ | 低音和音単純交互4分 | ---- | ---- | 普通(MM112) | ストリングアンサンブル 1 | ピッチカート | |||||||
♪ ⇔ |
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2 | ↓ | ↓ | ↓ | 8小節全部使う | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 女声普通声39 | ↓ | ↓ | ↓ |
今は諦めがついています。いや本当は恨みもありますが、
| 寿命を迎える前までの、いっときだけの感情です。
| 私のニート経験も、人生の勝ち負けも、
| 今はもう割とどうでもいいんです。 ⇔ い_ま/わ/あ^きらめ/が/つ_い/て/い^/ます/い_や/ほ^んとお/わ/う^らみ_/も/あ_り/ます/が /;じゅ^みょお/お/む^かえる/ま_え/まで/の/い^っとき/だけ/の/か^んじょお/です /;わ^たくし/の/に^いとけ_えけん/も/じ_んせえ/の/か_ちまけ/も /;い_ま/わ/も^お/わ^りと/ど_お/で/も/い_い/ん/です |
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3 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
幸せ自慢をされると、「それマウントか?」と、いらっときます。
| 不幸自慢も同情を引きたいのが見え見えで、
| 同じくいらっときます。私は心が狭いんです。
| しかし嫌なやつだと自覚したら、心が楽になりました。 ⇔ し^あわせじ_まん/お/さ^/れる/と/そ^れ/ま^うんと/か/と/い^ら_っ/と/き_/ます /;ふ^こおじ_まん/も/ど^おじょお/お/ひ^き/たい/の/が/み^えみえ/で /;お^な_じく/い^ら_っ/と/き_/ます/わ^たくし/わ/こ^こ_ろ/が/せ^ま_い/ん/です /;し^か_し/い^や_/な/や_つ/だ/と/じ^かく/し^/たら/こ^こ_ろ/が/ら^く_/に/な_り/まし/た |
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4 | ↓ | ↓ | 前向き | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 最低音のみ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
私は十九で上京し、最後は就職する条件で、
| 研修生として学費を払い、働いた。
| しかしそこは類稀なるブラック企業で、
| しかも就労詐欺。被害者が沢山いました。 ⇔ わ^たくし/わ/じゅ^う_きゅう/で/じょ^おきょお/し^/さ_いご/わ/しゅ^うしょく/す^る/じょ^おけ_ん/で /;け^んしゅう_せえ/と/し^/て/が^くひ/お/は^ら_い/は^たらい/た /;し^か_し/そ^こ/わ/たぐい/ま^れ/なる/ぶ^らっくきぎょお_/で /;し^か_も/しゅ^うろおさぎひがいしゃ_/が/た^くさん/い^/まし/た |
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5 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
「技術は盗み見て会得するもの」と偉そうに言われ、
| 「いいから黙って教えろよ、こっちは金払ってるんだが」と、
| 無給の私は思いましたが、尋常ならざる
| ヒス持ちだったので、口には出しませんでした。 ⇔ ぎ_じゅつ/わ/ぬ^すみみ_/て/え^とく/す^る/も^の_/と/え^ら_/そ_お/に/い^わ/れ /;い_い/から/だ^ま_っ/て/お^しえろ/よ/こ^っち_/わ/か^ね/は^ら_っ/てる/ん/だ/が/と /;む^きゅう/の/わ^たくし/わ/お^も_い/まし/た/が/じ^んじょお/なら/ざる /;ひ^すもち/だっ/た/の/で/く^ち/に/わ/だ_し/ませ/ん/でし/た |
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6 | ↓ | ↓ | 「残酷な天使のテーゼ」Bメロ風 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
毎日残業、休みなし。上司もクズで、私は、
| 今思うと完全なる鬱となり、数年を無駄にし、
| あんな会社に追い出される形で実家に帰った。
| 実働二年ですが。後は鬱で通えなかった。 ⇔ ま^いにちざ_んぎょおやすみなしじょおし/も/く_ず/で/わ^たくし/わ /;い_ま/お^も_お/と/か^んぜん/なる/う_つ/と/な_り/す^う_ねん/お/む^だ/に/し^ /;あ^んな/か^いしゃ/に/お^いだ_さ/れる/か^たち/で/じ^っか/に/か_えっ/た /;じ^つどお_にねん/です/が/あ_と/わ/う_つ/で/か^よえ/なかっ/た |
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7 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
一人親で、しかも大枚をはたいた母は、
| 大激怒した。私は言い訳できなかった。
| 常に迷惑をかけずに死ぬ方法を探していた。
| 考えに考え抜いても見つからないので、 ⇔ ひ^とりおや/で/し^か_も/た^いまい/お/は^た_い/た/は_は/わ /;だい/げ_きど/し^/た/わ^たくし/わ/い^いわけ/で^き_/なかっ/た /;つ_ね/に/め_えわく/お/か^け_/ず/に/し^ぬ/ほ^おほお/お/さ^がし/て/い^/た /;か^んが_え/に/か^んが_え/ぬ^い/て/も/み^つから/ない/の/で |
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8 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
実行に移せませんでした。また絶望です。
| 毎日誰かと比べては、自分を卑下していました。
| なぜ私は成功できなかったのか、みんな幸せなのに。
| 常に人と比べ、そして親とは冷戦状態でした。 ⇔ じ^っこお/に/う^つせ_/ませ/ん/でし/た/ま^た/ぜ^つぼお/です /;ま_いにち/だ_れ/か/と/く^らべ/て/わ/じ^ぶん/お/ひ_げ/し^/て/い^/まし/た /;な_ぜ/わ^たくし/わ/せ^えこお/で^き_/なかっ/た/の/か/み^んなし_あわせ/な/の/に /;つ_ね/に/ひ^と/と/く^らべ/そ^して/お^や_/と/わ/れ^えせんじょ_おたい/でし/た |
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9 | ↓ | ↓ | 「コネクト」風 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ロック風02ss | 行進曲1 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
我が家には、身障一級の、
| くも膜下出血で倒れた祖父がいました。
| 祖父は左の親指しか動かせず、寝たきり。
| 目は見えていたが、耳がかなり遠かった。 ⇔ わ_がや/に/わ/し^んしょお_いちきゅう/の /;く^もまく_か/しゅ^っけつ/で/た^おれ_/た/そ_ふ/が/い^/まし/た /;そ_ふ/わ/ひ^だり/の/お^やゆび/しか/う^ご_か/せ/ず/ね^/た/きり /;め_/わ/み^え_/て/い^/た/が/み^み_/が/か_なり/と^おかっ/た |
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10 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
母はナースだったので、短命予定の祖父を
| 二十年以上生かしました。母はプロでした。
| 両手いっぱいに乗る薬を、計画的に減薬し、
| 最終的に祖父は、意識をはっきり保てるようになった。 ⇔ は_は/わ/な_あす/だっ/た/の/で/た^んめえよ_てえ/の/そ_ふ/お /;に^じゅう_ねんいじょお/い^か_し/まし/た/は_は/わ/ぷ_ろ/でし/た /;りょ^おとえ_っぱい/に/の^る/く^すり/お/け^えかくてき/に/げ^ん_やく/し^ /;さ^いしゅうてき/に/そ_ふ/わ/い_しき/お/は^っき_り/た^もて_る/よ_お/に/な_っ/た |
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11 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
健康的な食事も取らせた。たまにはハンバーガーとか
| 食べさせてあげてといった私に賛同した母は、
| 買ってきたはいいものの、食べやすいようグチャグチャにし、
| 気持ちの悪い謎物体を錬成し、祖父に ⇔ け^んこおてき/な/しょ^くじ/も/と_ら/せ/た/た^まに/わ/は^んば_あがあ/と/か /;た^べ_/させ/て/あ^げ/て/と/い^っ/た/わ^たくし/に/さ^んどお/し^/た/は_は/わ /;か^っ/て/き_/た/わ/い_い/も^の_/の/た^べ_/や^す_い/よ_お/ぐ^ちゃぐちゃ/に/し^ /;き^もち/の/わ^る_い/な^ぞぶ_ったい/お/れ^んせえ/し^/そ_ふ/に |
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12 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
強く拒絶される、そんな不器用な人だったので、
| 「あんたどうせ暇なんだからやってよ」と言われ、
| その日から祖父に三食食べさせるのは、
| 私の担当となりました。 ⇔ つ^よ_く/きょ^ぜつ/さ^/れる/そ^んな/ふ/き_よお/な/ひ^と/だっ/た/の/で /;あ_んた/ど^おせ/ひ^ま/な/ん/だ/から/や^っ/て/よ/と/い^わ/れ /;そ^の/ひ^/から/そ_ふ/に/さ^ん_しょく/た^べ_/させる/の/わ /;わ^たくし/の/た^んとお/と/な_り/まし/た |
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13 | ↓ | ↓ | 「残酷な天使のテーゼ」Bメロ風 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
祖父は、いきなり担当が私に変わっても、
| 表情も変えず、与えられるまま食べ、
| 「お腹いっぱい」も「足りない」も、不平不満も言わない。
| 手のかからない人、それが祖父でした。 ⇔ そ_ふ/わ/い^きなり/た^んとお/が/わ^たくし/に/か^わっ/て/も /;ひょ^おじょ_お/も/か^え/ず/あ^たえ/られる/ま^ま_/た^べ_ /;お^なかい_っぱい/も/た^り/ない/も/ふ^へえふ_まん/も/い^わ/ない /;て_/の/か^か_ら/ない/ひ^と/そ^れ/が/そ_ふ/でし/た |
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14 | ↓ | ↓ | KOMURO | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 行進曲1 | アルペジオ8分♪bsat型 | ロック3 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
祖父は現役時代、人望厚く、ユーモアがあり、
| 村のまとめ役で寺の総代で、民生委員に、
| 農協の理事と、大活躍の人気者でした。
| 本業の農業も、田畑が多く多忙でした。 ⇔ そ_ふ/わ/げ^んえきじ_だいじんぼお/あ^つく/ゆ_うもあ/が/あ_り /;む^ら_/の/ま^とめやく/で/て^ら_/の/そ^おだい/で/み^んせええ_えん/に /;の^おきょお/の/り_じ/と/だい/か^つやく/の/に^んき_もの/でし/た /;ほ^んぎょお/の/の_おぎょお/も/た_はた/が/お_おく/た^ぼお/でし/た |
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15 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
祖父が倒れたのは私が十歳の頃です。
| 村中が駆けつけ、県で一番でかい病院でしたが、
| 脳外科が大混乱して、とりま落ち着けと、病院側が
| 用意した食堂が、村人により占拠された。 ⇔ そ_ふ/が/た^おれ_/た/の/わ/わ^たくし/が/じゅ^っ_さい/の/こ_ろ/です /;む^らじゅう/が/か^けつけ/け_ん/で/い^ちばん/で^か_い/びょ^おいん/でし/た/が /;の^おげ_か/が/だい/こ^んらん/し^/て/と_り/ま_/お^ちつけ/と/びょ^おいんがわ/が /;よ_おい/し^/た/しょ^くどお/が/む^らびと/に/よ^り/せ_んきょ/さ^/れ/た |
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16 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 低音和音単純交互4分 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
これはミスったらやばいと思ったのかどうかはわかりませんが、
| 祖父は健康を取り戻し帰ってきました。しかし
| 二回目の実験的な手術で、寝たきりに。
| あの時手柄に走った教授陣を、私は死ぬまで許さない。 ⇔ こ^れ/わ/み^す_っ/たら/や^ば_い/と/お^も_っ/た/の/か/ど_お/か/わ/わ^か_り/ませ/ん/が /;そ_ふ/わ/け^んこお/お/と^りもどし/か_えっ/て/き_/まし/た/し^か_し /;に_かいめ/の/じ^っけんてき/な/しゅ_じゅつ/で/ね^/た/きり/に /;あ^の/と^きて_がら/に/は^し_っ/た/きょ^おじゅじん/お/わ^たくし/わ/し^ぬ/まで/ゆ^る_さ/ない |
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17 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
当時、毎日来ていた見舞客達は、
| 時間と共に祖父を忘れ、毎日あれだけ届いていた
| 見舞いの品も無くなっていました。
| それが私が帰った時の祖父の姿でした。 ⇔ と^おじまい_にち/き_/て/い^/た/み^まい_きゃくたち/わ /;じ^かん/と/と^も/に/そ_ふ/お/わ^すれ/ま_いにち/あ^れ/だけ/と^ど_い/て/い^/た /;み^まい/の/し^な/も/な^くなっ/て/い^/まし/た /;そ^れ/が/わ^たくし/が/か_えっ/た/と^き_/の/そ_ふ/の/す_がた/でし/た |
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18 | ↓ | ↓ | 途中◆大きなスケール感 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ロック1 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
見合いであてがわれた祖母は、重度の人格障害者。
| 何を言ってもまず怒鳴る。言葉を理解していない。
| 祖母は献身的な姿を、最初は演じていましたが、
| 客が来なくなると飽き、祖父を虐待したようです。 ⇔ み^あい/で/あ^てがわ/れ/た/そ_ぼ/わ/じゅ_うど/の/じ^んかくしょ_おがいしゃ /;な_ん/お/い^っ/て/も/ま_ず/ど^な_る/こ^とば_/お/り_かい/し^/て/い^/ない /;そ_ぼ/わ/け^んしんてき/な/す_がた/お/さ^いしょ/わ/え^んじ/て/い^/まし/た/が /;きゃ^く/が/こ_/なく/な_る/と/あ^き_/そ_ふ/お/ぎゃ^くたい/し^/た/よ_お/です |
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19 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
これは後から私が母に聞いた話ですが、
| 祖母は、母も容赦なく虐待し育てました。
| 仕事で忙しい祖父は、祖父なりに、
| たった一人で、母に深い愛情を注いでいた。 ⇔ こ^れ/わ/あ_と/から/わ^たくし/が/は_は/に/き^い/た/は^なし_/です/が /;そ_ぼ/わ/は_は/も/よ_おしゃ/な_く/ぎゃ^くたい/し^/そ^だて_/まし/た /;し^ごと/で/い^そがし_い/そ_ふ/わ/そ^ふ_なり/に /;た^った_/ひ^と_り/で/は_は/に/ふ^か_い/あ^いじょお/お/そ^そい/で/い^/た |
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20 | ↓ | ↓ | KOMURO | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
だから母は、祖父のおかげでグレなかった。
| 過酷な環境下で勉強し、国試に受かり、
| 県で一番腕がいい病院に就職した母は、
| そこで複雑な人間模様と権力争いを見た。 ⇔ だ/から/は_は/わ/そ_ふ/の/お^かげ/で/ぐ^れ_/なかっ/た /;か^こく/な/か^んきょお_か/で/べ^んきょお/し^/こ^く/し_/に/う^か_り /;け_ん/で/い^ちばん/う^で_/が/い_い/びょ^おいん/に/しゅ^うしょく/し^/た/は_は/わ /;そ^こ/で/ふ^くざつ/な/に^んげんも_よお/と/け^んりょくあ_らそい/お/み_/た |
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21 | ↓ | ↓ | 王道進行 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 8ビート1 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
しかし愚かな母は、自分が虐待の被害者だという
| 自覚が全くなく、洗脳されたまま私を産んだ。
| 母なりの愛情表現は全然私に伝わらず、
| そして私も虐待被害者で、しかも鬱でした。 ⇔ し^か_し/お_ろか/な/は_は/わ/じ^ぶん/が/ぎゃ^くたい/の/ひ^がい_しゃ/だ/と/い^う /;じ^かく/が/ま^ったく/な_く/せ^んのお/さ^/れ/た/ま^ま_/わ^たくし/お/う^ん/だ /;は^は_なり/の/あ^いじょおひょ_おげん/わ/ぜ^んぜん/わ^たくし/に/つ^たわら/ず /;そ^して/わ^たくし/も/ぎゃ^くたいひがい_しゃ/で/し^か_も/う_つ/でし/た |
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22 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ロック風02ss | ---- | 落ち着いた(リムショット) | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | エレクトリックピアノ |
やることもないので、祖父にご飯を食べさせ続けた。
| ある時私のペースが早かったのか、
| 祖父がむせて、口の中のものを
| 私の顔に、正面からぶっかけました。 ⇔ や^る/こ^と_/も/な_い/の/で/そ_ふ/に/ご_はん/お/た^べ_/させ/つ^ずけ/た /;あ_る/と^き_/わ^たくし/の/ぺ_えす/が/は^や_かっ/た/の/か /;そ_ふ/が/む^せ/て/く^ち/の/な_か/の/も^の_/お /;わ^たくし/の/か^お/に/しょ^おめ_ん/から/ぶ^っかけ_/まし/た |
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23 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
祖父の顔は一瞬にして青ざめました。
| 鬱だった私は冷静で、まずティッシュを取りに立ち、
| 自分の顔を拭き、次に祖父の口元を拭いました。
| それから微笑みかけました。別に平気だよと。 ⇔ そ_ふ/の/か^お/わ/い^っしゅん/に/し^/て/あ^おざめ_/まし/た /;う_つ/だっ/た/わ^たくし/わ/れ^えせえ/で/ま_ず/てぃ_っしゅ/お/と_り/に/た_ち /;じ^ぶん/の/か^お/お/ふ^き/つ^ぎ_/に/そ_ふ/の/く^ちもと/お/ぬ^ぐ_い/まし/た /;そ^れ/から/ほ^ほえ_み/か^け_/まし/た/べ^つ/に/へ^えき/だ/よ/と |
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24 | ↓ | ↓ | 途中◆大きなスケール感 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 低音和音交互8分 | ロック4 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ピッチカート |
そんな事があり、祖父の気遣いに気付きました。
| 母から、祖父の好きだったものを聞き出し、食べさせ、
| 大好きな戦争映画をたくさん借りて、私も
| 一緒に鑑賞した。祖父が笑えば、私も嬉しかった。 ⇔ そ^んな/こ^と_/が/あ_り/そ_ふ/の/き^ず_かい/に/き^ず_き/まし/た /;は_は/から/そ_ふ/の/す^き_/だっ/た/も^の_/お/き^きだ_し/た^べ_/させ /;だ_いすき/な/せ^んそおえ_えが/お/た^くさん/か^り/て/わ^たくし/も /;い^っしょ/に/か^んしょお/し^/た/そ_ふ/が/わ^らえ/ば/わ^たくし/も/う^れし_かっ/た |
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25 | ↓ | ↓ | 「残酷な天使のテーゼ」サビ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
祖父と私の関係は、心の健康を、一緒に少しずつ、
| 取り戻していく感じ。私は、同人誌を描き始めました。
| プロになるための練習と、大好きな趣味を兼ねて。
| 鬱だった私の描くBLギャグは、 ⇔ そ_ふ/と/わ^たくし/の/か^んけえ/わ/こ^こ_ろ/の/け^んこお/お/い^っしょ/に/す^こ_し/ずつ /;と^りもどし/て/い^く/か^んじ/わ^たくし/わ/ど^おにん_し/お/え^が_き/は^じめ/まし/た /;ぷ_ろ/に/な_る/た^め_/の/れ^んしゅう/と/だ_いすき/な/しゅ_み/お/か^ね_/て /;う_つ/だっ/た/わ^たくし/の/え^が_く/びいえるぎゃ_ぐ/わ |
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26 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 低音和音単純交互4分 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
同じく、辛い環境で、なんの楽しみのない人の、
| 一部を力づくで笑わせられたかも。そう思いたい。
| 赤字でしたが、差し入れをいただきました。
| 頑張った甲斐があり、うれしい言葉も頂戴しました。 ⇔ お^な_じく/つ^らい/か^んきょお/で/な_ん/の/た^のし_み/の/な_い/ひ^と/の /;い^ち_ぶ/お/ち^から_/ず^く/で/わ^らわ/せ/られ/た/か/も/そ_お/お^も_い/たい /;あ^かじ/でし/た/が/さ^しいれ/お/い^ただき/まし/た /;が^んば_っ/た/か^い/が/あ_り/う^れし_い/こ^とば_/も/ちょ^おだ_い/し^/まし/た |
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27 | ↓ | ↓ | 王道進行 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | アルペジオ8分♪bsat型 | ロック風01ss | ロック2 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
しかし、私の夢は漫画のプロです。
| 祖父にご飯を食べさせる時間以外は、
| 必死になって漫画を描きました。
| 親友も応援してくれました。 ⇔ し^か_し/わ^たくし/の/ゆ^め_/わ/ま^んが/の/ぷ_ろ/です /;そ_ふ/に/ご_はん/お/た^べ_/させる/じ^かんい_がい/わ /;ひ^っし/に/な_っ/て/ま^んが/お/え^が_き/まし/た /;し^んゆう/も/お^おえん/し^/て/く^れ/まし/た |
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28 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
親友は、夜にしか出たがらない私を、
| 夜中時たま迎えに来ては、朝までゲーセンで
| 一緒に過ごしてくれました。母なりの愛情表現で、
| 私はお小遣いをちゃんともらっていたので、 ⇔ し^んゆう/わ/よ_る/に/しか/で_/たがら/ない/わ^たくし/お /;よ^なか_/と^きたま/む^かえ/に/き_/て/わ/あ_さ/まで/げ^えせん/で /;い^っしょ/に/す^ご_し/て/く^れ/まし/た/は^は_なり/の/あ^いじょおひょ_おげん/で /;わ^たくし/わ/お/こ_ずかい/お/ちゃ^んと/も^らっ/て/い^/た/の/で |
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29 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
画材や遊びといったお金には特に困ることもなく、
| 親友と夜な夜な遊び、漫画の投稿を続けました。
| 結果的にどうなったか。絵が基準を越えたので
| 編集から電話が来ましたが、満足に受け答えできず。 ⇔ が^ざい/や/あ^そび/と/い^っ/た/お/か^ね/に/わ/と_くに/こ^ま_る/こ^と_/も/な_く /;し^んゆう/と/よ^なよな/あ^そび/ま^んが/の/と^おこお/お/つ^ずけ/まし/た /;け^っかてき/に/ど_お/な_っ/た/か/え_/が/き^じゅん/お/こ^え/た/の/で /;へ^んしゅう/から/で^んわ/が/き_/まし/た/が/ま_んぞく/に/う^けこたえ_/で^き_/ず |
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30 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ---- | ---- | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | アコースティックギター(スチール弦) |
何を話したらいいか全くわからず、混乱しました。
| こいつは人格に問題ありと思われました。
| 結婚前提の恋人がいたので、彼のためにも、
| プロになりたかったが、人格否定され、心が折れた。 ⇔ な_ん/お/は^な_し/たら/い_い/か/ま^ったく/わ^か_ら/ず/こ^んらん/し^/まし/た /;こ^いつ/わ/じ^んかく/に/も^んだいあ_り/と/お^も_わ/れ/まし/た /;け^っこんぜ_んてえ/の/こ^いびと/が/い^/た/の/で/か_れ/の/た^め_/に/も /;ぷ_ろ/に/な_り/たかっ/た/が/じ^んかくひ_てえ/さ^/れ/こ^こ_ろ/が/お^れ_/た |
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31 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 低音和音単純交互4分 | 行進曲1 | ロック2 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ハープ? |
この頃には、なんとか同人誌の発行と、
| 彼との文通や、テレビは見ないけど、
| 映画好きな私のために、彼がたまに送ってくれる
| 映画を見て、少し笑えるようになっていました。 ⇔ こ^のごろ/に/わ/な_ん/と/か/ど^おにん_し/の/は^っこお/と /;か_れ/と/の/ぶ^んつう/や/て_れび/わ/み_/ない/けど /;え^えが/す^き_/な/わ^たくし/の/た^め_/に/か_れ/が/た^まに/お^くっ/て/く^れる /;え^えが/お/み_/て/す^こ_し/わ^らえる/よ_お/に/な_っ/て/い^/まし/た |
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32 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | アコースティックギター(スチール弦) | ↓ |
鬱の原因は過酷な労働。夢破れたがそれもよし。
| 携帯を解約し、思い切って友達も整理し、人は、
| 個性も才能も違うのだし、と思えるようになりました。
| 私は結婚を生きがいに、新たに頑張ろうと思いました。 ⇔ う_つ/の/げ^んいん/わ/か^こく/な/ろ^おどお_ゆめ/や^ぶれ_/た/が/そ^れ/も/よ_し /;け^えたい/お/か^いやく/し^/お^もいき_っ/て/と^もだち/も/せ_えり/し^/ひ^と/わ /;こ_せえ/も/さ^いのお/も/ち^がう/の/だ/し/と/お^もえ_る/よ_お/に/な_り/まし/た /;わ^たくし/わ/け^っこん/お/い^きがい/に/あ_らた/に/が^んば_ろお/と/お^も_い/まし/た |
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33 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ---- | ---- | ↓ | ↓ | ↓ | ストリングアンサンブル 1 | チェロ |
そんな時、祖父が私に言いました。
| 「頼むから殺してくれ」と。
| 祖父は自分で動くことができない事に、
| 生き恥を感じていたのだと思います。 ⇔ そ^んな/と^きそふ/が/わ^たくし/に/い^い/まし/た /;た^の_む/から/こ^ろし/て/く^れ/と /;そ_ふ/わ/じ^ぶん/で/う^ご_く/こ^と_/が/で^き_/ない/こ^と_/に /;い^きはじ/お/か^んじ/て/い^/た/の/だ/と/お^も_い/ます |
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34 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
見舞客も来ず、人々から忘れ去られ、
| かといって仕事もできず、ただ食べて寝るだけ。
| 高潔で誇り高い祖父のことです。
| 生きてるだけで、家族に迷惑をかけていると ⇔ み^まい_きゃく/も/こ_/ず/ひ^と_びと/から/わ^すれさ_ら/れ /;か/と/い^っ/て/し^ごと/も/で^き_/ず/た_だ/た^べ_/て/ね^る/だけ /;こ^おけつ/で/ほ^こり/た^か_い/そ_ふ/の/こ^と_/です /;い^き_/てる/だけ/で/か_ぞく/に/め_えわく/お/か^け_/て/い^る/と |
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35 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
一人苦悩していたのでしょう。
| だからわがままはおろか、暑いも寒いも言ってくれない。
| 夏は暑くて熱を出し、冬は寒くて風邪を引く。
| 「おじいは生きてるだけで、家族のためになってるんだよ」 ⇔ ひ^とりく_のお/し^/て/い^/た/の/でしょお /;だ/から/わ^がま_ま/わ/お_ろか/あ^つ_い/も/さ^む_い/も/い^っ/て/く^れ/ない /;な^つ_/わ/あ^つ_く/て/ね^つ_/お/だ_し/ふ^ゆ_/わ/さ^む_く/て/か/ぜ//お/ひ^く /;お/じ_い/わ/い^き_/てる/だけ/で/か_ぞく/の/た^め_/に/な_っ/てる/ん/だ/よ |
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36 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ロック風01ss | ロック3 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | エレクトリックグランドピアノ |
私はなんとか頑張って、熱弁を奮った。
| 母が二十四時間看病に奮闘しているのは、
| 祖父の為。私がここまで良くなったのも、
| 祖父や親友や、恋人のおかげです。 ⇔ わ^たくし/わ/な_ん/と/か/が^んば_っ/て/ね^つべん/お/ふ^るっ/た /;は_は/が/に^じゅうよんじか_んかんびょお/に/ふ^んとお/し^/て/い^る/の/わ /;そ_ふ/の/た^め_/わ^たくし/が/こ^こ/まで/よ_く/な_っ/た/の/も /;そ_ふ/や/し^んゆう/や/こ^いびと/の/お^かげ/です |
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37 | ↓ | ↓ | 「パッヘルベルのカノン」end | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
祖父はそれ以上、何も言いませんでしたが、
| こぼれそうな涙は、引っ込んだようでした。
| 祖父が心穏やかでいられるよう、できることをしよう。
| 死にたい気持ちはよく分かる。何より、祖父が好きでした。 ⇔ そ_ふ/わ/そ^れ/い_じょお/な_ん/も/い^い/ませ/ん/でし/た/が /;こ^ぼれ_/そ_お/な/な_みだ/わ/ひ^っこ_ん/だ/よ_お/でし/た /;そ_ふ/が/こ^ころおだ_やか/で/い^/られる/よ_お/で^き_る/こ^と_/お/し^よお /;し^に/たい/き^もち/わ/よ_く/わ^か_る/な_ん/より/そ_ふ/が/す^き_/でし/た |
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38 | ↓ | ↓ | 王道進行 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ---- | 静か(バスドラム) | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ピッチカート |
いつも延々と怒鳴られてたので、長い話は理解不能。
| そして愚かで不細工ですが、それでも彼が転勤して来て、
| 「結婚してくれ」と、プロポーズしてくれました。
| なんか長かったし、酔ってたのでよく覚えていませんが。 ⇔ い_つ/も/え^んえん/と/ど^な_ら/れ/て/た/の/で/な^が_い/は^なし_/わ/り^かいふ_のお /;そ^して/お_ろか/で/ふ/さ^いく/です/が/そ^れ/で/も/か_れ/が/て^んきん/し^/て/き_/て /;け^っこん/し^/て/く^れ/と/ぷ^ろぽ_おず/し^/て/く^れ/まし/た /;な_ん/か/な^が_かっ/た/し/よ_っ/て/た/の/で/よ_く/お^ぼえ_/て/い^/ませ/ん/が |
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39 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ---- | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
顔はイケメン、心は豊か。お金はないけど、愛情深い。
| ユーモアがあり、反論に困ったらいつもそれで躱す。
| うまく逃げられているようですが、そんな彼が今でも一番。
| 私のカラムーチョを勝手に食べるが、子供もいないし、別にいい。 ⇔ か^お/わ/い^けめんここ_ろ/わ/ゆ_たか/お/か^ね/わ/な_い/けど/あいじょう/ぶか_い /;ゆ_うもあ/が/あ_り/は^んろん/に/こ^ま_っ/たら/い_つ/も/そ^れ/で/か^わす /;う^ま_く/に^げ_/られ/て/い^る/よ_お/です/が/そ^んな/か_れ/が/い_ま/で/も/い^ちばん /;わ^たくし/の/か^らむうちょ_/お/か^って/に/た^べ_る/が/こ^ども/も/い^/ない/し/べ^つ/に/い_い |
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40 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
十二年前の話です。今は静かに余生を送ってます。
| 感情の波がフラットで、心は大筋で健やかです。
| 普通の主婦となり、毎日それなりに楽しいです。
| 面倒臭いですが、なんとか仕事にも通っています。 ⇔ じゅ^う_にねんまえ/の/は^なし_/です/い_ま/わ/し_ずか/に/よ^せえ/お/お^くっ/て/ます /;か^んじょお/の/な^み_/が/ふ^ら_っと/で/こ^こ_ろ/わ/お^おすじ/で/す^こ_やか/です /;ふ^つう/の/しゅ_ふ/と/な_り/ま_いにち/そ^れ/なり/に/た^のし_い/です /;め^んどおくさい/です/が/な_ん/と/か/し^ごと/に/も/か^よっ/て/い^/ます |
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41 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ロック風03ss | ロック4 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | アコースティックギター(スチール弦) |
ダメ元応募がラッキーなことに採用されたので、
| 暗黒の履歴を消すために、それなりに仕事をしています。
| 職業に貴賎はないと言いますが、多分そうだと思います。
| 私はデスクワークというか、パソコンを扱うことに、 ⇔ だ^めもとおおぼ/が/ら_っきい/な/こ^と_/に/さ^いよお/さ^/れ/た/の/で /;あ^んこく/の/り^れき/お/け^す/た^め_/に/そ^れ/なり/に/し^ごと/お/し^/て/い^/ます /;しょ^く_ぎょお/に/き^せん/わ/な_い/と/い^い/ます/が/た_ぶん/そ_お/だ/と/お^も_い/ます /;わ^たくし/わ/で^すくわあ_く/と/い^う/か/ぱ^そこん/お/あ^つかう/こ^と_/に |
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42 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
やたらストレスを感じるので、体を動かす方が好きです。
| 与えられた仕事を、それなりに集中してやってます。
| 要は適性なんだなと気づきました。快適なオフィスワークに
| 憧れますが、私の適性は、黙って体を動かすこと。 ⇔ や^たら/す^と_れす/お/か^んじる/の/で/か^らだ/お/う^ごか_す/ほ_お/が/す^き_/です /;あ^たえ/られ/た/し^ごと/お/そ^れ/なり/に/しゅ^うちゅう/し^/て/や^っ/て/ます /;よ_お/わ/て^きせえ/な/ん/だ/な/と/き^ず_き/まし/た/か^いてき/な/お^ふぃすわあ_く/に /;あ^こがれ/ます/が/わ^たくし/の/て^きせえ/わ/だ^ま_っ/て/か^らだ/お/う^ごか_す/こ^と_ |
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43 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
いつまで続くかわかりませんが、転職目指して頑張ってます。
| 友人から、もっと条件の良い職場に誘われています。
| 先日、初めて社会人の一人として、給料をもらいました。
| 私は社会に出るとき、最初に思いっきりつまづいたので、 ⇔ い_つ/まで/つ^ずく/か/わ^か_り/ませ/ん/が/て^んしょく/め^ざ_し/て/が^んば_っ/て/ます /;ゆ^うじん/から/も_っと/じょ^おけ_ん/の/よ_い/しょ^くば/に/さ^そわ/れ/て/い^/ます /;せ^んじつ/は^じ_めて/しゃ^かいにん/の/ひ^と_り/と/し^/て/きゅ_うりょお/お/も^らい/まし/た /;わ^たくし/わ/しゃ_かい/に/で_る/と^きさ_いしょ/に/お^もいっきり/つ^まずい/た/の/で |
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44 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
大怪我をして、しばらく立ち直れませんでしたし、
| 今まで職場運がなさすぎたので、バイトも給料未払とか、
| 普通にありました。ホワイトって最高ですね。寒いし、
| 立ち仕事なのでキツいし、腰にも来るし、低温やけどもしてるけど。 ⇔ おお/け^が_/お/し^/て/し^ば_らく/た^ちなおれ_/ませ/ん/でし/た/し /;い_ま/まで/しょ^くば_うん/が/な_さ/す^ぎ_/た/の/で/ば^いと/も/きゅ^うりょおみはら_い/と/か /;ふ^つう/に/あ_り/まし/た/ほ^わ_いと/って/さ^いこお/です/ね/さ^む_い/し /;た^ちし_ごと/な/の/で/き^つい/し/こ^し/に/も/く_る/し/て^えおん/や/けど/も/し^/てる/けど |
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45 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
私が今、幸せな理由は、生きる目標や理想が、
| 人よりかなり低いからだと思います。なるべくなら人様に、
| 迷惑かけないように気をつけ、息吸って吐いてりゃもう充分。
| 真面目に生きてりゃ、それで上出来。 ⇔ わ^たくし/が/い^まし_あわせ/な/り^ゆう/わ/い^き_る/も^くひょお/や/り^そお/が /;ひ^と/より/か_なり/ひ^く_い/から/だ/と/お^も_い/ます/な^るべく/なら/ひ^と_さま/に /;め_えわく/か^け_/ない/よ_お/に/き^/お/つ^け_/い_き/す^っ/て/は_い/てりゃ/も^お/じゅ^うぶ_ん /;ま^じめ/に/い^き_/てりゃ/そ^れ/で/じょ^おでき |
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46 | ↓ | ↓ | 「残酷な天使のテーゼ」サビ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
最後に、私が元気になった後、
| ニートの私が、最強の敵である母を、
| 論破した言葉を書こうと思います。
| 母は、描いてる漫画のベタ塗りが多く、 ⇔ さ_いご/に/わ^たくし/が/げ_んき/に/な_っ/た/あ_と /;に_いと/の/わ^たくし/が/さ^いきょお/の/て^き/で/あ_る/は_は/お /;ろ_んぱ/し^/た/こ^とば_/お/か_こお/と/お^も_い/ます /;は_は/わ/え^が_い/てる/ま^んが/の/べ^た_ぬり/が/お_おく |
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47 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
よくマッキーでシンナー臭くなっていた私に、
| 何かを思ったのか、漫画を夜中描いていると、
| 足音を消して、突然部屋へ入ってきたり、
| 朝帰りしている私に不満を持ち始めていました。 ⇔ よ_く/ま_っきい/で/し_んなあ/く^さ_く/な_っ/て/い^/た/わ^たくし/に /;な_に/か/お/お^も_っ/た/の/か/ま^んが/お/よ^なか_/え^が_い/て/い^る/と /;あ^しお_と/お/け^し/て/と^つぜん/へ^や_/え/は_いっ/て/き_/たり /;あ^さが_えり/し^/て/い^る/わ^たくし/に/ふ^まん/お/も_ち/は^じめ/て/い^/まし/た |
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48 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ---- | ---- | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ピッチカート |
母は言いました。「毎日変な漫画描いて、
| 夜中ほっつき歩いて朝帰りして、他の子を見てごらん?
| 恥ずかしくないの?働いたらどうなのよ!!」
| 元気になっていた私は、言い返しました。 ⇔ は_は/わ/い^い/まし/た/ま^いにち_へん/な/ま^んが/か_い/て /;よ^なか_/ほ^っつきある_い/て/あ^さが_えり/し^/て/た_/の/こ^/お/み_/て/ご^らん /;は^ずかし_く/な_い/の/は^たらい/たら/ど_お/な/の/よ /;げ_んき/に/な_っ/て/い^/た/わ^たくし/わ/い^いか_えし/まし/た |
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49 | ↓ | ↓ | 「コネクト」風 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 低音和音交互8分 | ロック4 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | シンセストリングス 2 |
「わたしは確かに朝帰りすることもあるけど、
| ゲーセンで友達とゲームかカラオケしてるだけで、
| ドラッグも売春も恐喝もギャンブルもしないし、酒乱でもない。
| この環境でグレなかっただけでありがたく思え! ⇔ わ^たし/わ/た_しか/に/あ^さが_えり/す^る/こ^と_/も/あ_る/けど /;げ^えせん/で/と^もだち/と/げ_えむ/か/か^らおけ/し^/てる/だけ/で /;ど^ら_っぐ/も/ば^いしゅん/も/きょ^おかつ/も/ぎゃ_んぶる/も/し^/ない/し/しゅ^らん/で/も/な_い /;こ^の/か^んきょお/で/ぐ^れ_/なかっ/た/だけ/で/あ_り/が^た_く/お^も_え |
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50 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
おじいにご飯をちゃんと食べさせてる!!
| それ以上は無理なんだよ!!大体あんたは、
| 昔からわたしに完璧を求めすぎる!!わたしの器は
| おチョコの底より小さいんだよ!!」 ⇔ お/じ_い/に/ご_はん/お/ちゃ^んと/た^べ_/させ/てる /;そ^れ/い_じょお/わ/む_り/な/ん/だ/よ/だ^いたい/あ_んた/わ /;む^かし/から/わ^たし/に/か^んぺき/お/も^とめ_/す^ぎ_る/わ^たし/の/う^つわ/わ /;お/ちょ_こ/の/そ^こ/より/ち^いさ_い/ん/だ/よ |
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51 | ↓ | ↓ | 「残酷な天使のテーゼ」サビ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ---- | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ |
母はそれを聞いて黙ったが、また何かを思ったようで、
| 「それもそうね」と、反論に、珍しく同意してくれました。
| 母は笑っていました。私は冷戦を終わらせるため、
| 「トビが鷹を生むのはレアだから」と、母を追い詰めました。 ⇔ は_は/わ/そ^れ/お/き^い/て/だ^ま_っ/た/が/ま^た/な_に/か/お/お^も_っ/た/よ_お/で /;そ^れ/も/そ_お/ね/と/は^んろん/に/め^ずらし_く/ど^おい/し^/て/く^れ/まし/た /;は_は/わ/わ^らっ/て/い^/まし/た/わ^たくし/わ/れ^えせん/お/お^わら/せる/た^め_ /;と^び/が/た^か/お/う^む/の/わ/れ_あ/だ/から/と/は_は/お/お^いつめ_/まし/た |