■ 歌詞入力
■ 歌詞の形式
- 8小節の単位を「節」と呼びます。複数節の歌詞から曲が作られます。
- 節と節の間には空行を置いてください。(下に例)
- 各節は4行以内です。3行以下でも作曲されますが、音楽は4行分の長さになります。
吾輩は猫である。名前はまだ無い。 どこで生れたかとんと見当がつかぬ。 何でも薄暗いじめじめした所で ニヤーニヤー泣いて居た事だけは記憶して居る。
| 第1節 | ♪
| 間奏 | 吾輩はここで初めて人間といふものを見た。 しかもあとで聞くと、それは書生という 人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。
| 第2節 (ここには3行しかないので、 4行目は自動的に間奏になる。) | この書生というのは、時々我々をつかまえて 煮て食うという話である。 しかしその当時は何という考えもなかったから、 別段恐しいとも思わなかった。
| 第3節 |
|
- 1行には、32個以内の音符が割り当てられます。つまり、各行の長さの上限は短歌程度です。それ以上の長さの部分は切り捨てられます。
- 漢字かな交じりの日本語であることが原則です。英語などは、カタカナ表記で日本語化するしかありません。
- 言語学的には「日本語音節のみの歌詞から自動作曲される」と理解して下さい。
- 特殊記号の多くは無視されます。
- 漢字かな交じり文は、言語処理部で読み方が自動決定されますが、固有名詞や複数読み語など、処理が難しい場合も多いので、作曲前の漢字かな変換後に「読み」を修正して下さい。
- 「読み」とは、歌う場合の発音を意味します。ひらがな表記とは異なります。詳しくは、《読みと抑揚の修正のしかた》を参照。
■ 歌詞の内容についての注意
もし
「どんな歌詞でも作曲できるんだ」と誤解されているなら、申し訳ありませんが必ずしもそうではありません。自動作曲技術の実証実験目的に沿って、厳しい歌詞制約に協力して頂く必要があります。
● なぜ歌詞に制約があるのか?:「歌詞リスク」を避けたい
- この自動作曲公開実験は、運営者にとってリスクを抱えることを理解して下さい。すなわち、
- 歌詞内容を自由にしたら、それが曲になることによって被害や迷惑や不快を受ける人がいるかも知れない。
- その結果、自動作曲技術が社会的非難の的になるかも知れない。
- しかし、歌詞内容を制限したら、言論の自由を侵されたと感じる人がいる。
それにも関わらず、「自動作曲は人間にとって大きな喜びになり得る価値ある技術である」と信じて、多大な労力をかけて歌詞を監視しながら公開実験を続行しているものです。その方針に支援をお願いします。 - 歌詞は音楽によって大きなアピール力を得る場合が少なくありません。他者を傷つける可能性がある主張や攻撃や揶揄などは、ここに掲載するだけでも社会から非難を浴びかねません(「歌詞リスク」と呼びます)。そうなったら作詞者は消えれば済むでしょうが、本実験運営者は大きな痛手を受けるかも知れません。だから、当サイトは歌詞内容に関して極めて慎重です。これを言論の制限と感じる人は、他のサイトに移って下さい。
- 作品のダウンロード、公開を希望する可能性があるならば、自動作曲技術の模範例でなければなりません。それに適合しない歌詞(以下に例)は用いないでください。
- 長い詩、密度が薄い詩、稚拙な詩、自分語り過剰の詩、この場の私物化が感じられる詩。(過去の名作詩やヒット曲と歌詞長さを比較してみて下さい。)
- 社会・他者・当実験への攻撃・抗議・誹謗中傷・批判・糾弾・不平不満・揶揄・嘲笑冷笑・悪口、価値破壊、事実誤認。
- 批判ツィートが問題になっています。主張が正義であっても、この場に持ち込まないでください。
- 下品・下劣な表現、罵倒、攻撃的な表現、差別語、教育的悪影響、ヘイトスピーチ、匿名性を悪用した歌詞。
- "クソ喰らえ"、"誰がお前のケツ拭いてやってると思ってるんだ"、"偉そうにしやがって"、"殺すぞ"、"死ね"
- "勉強なんぞ何の役にも立ちやしねえ"(←勉強の積み重ねでこの自動作曲が実現されているのが事実です)
- 賛否両論が激しく巻き起こる恐れがある強い主張。(ここは討論の場ではありません。)
- 他者が不快に感じる・傷つく恐れがある歌詞。当実験の運営方針を非難・揶揄する歌詞。
- 上記の判断が難しい意味不明の歌詞。(誰かを糾弾しているらしい、などは安全のため消去)
- 不平・不満の吐露は本人が気づかない歌詞リスクがあり得るので、個人的には大いに共感できても、申し訳ないですがこの実験の材料としては不適としています。自動作曲技術が実験段階を終えたら、好きな文章で作曲できるようになるかも知れません。
- 多くの場面と同じく、95%の人は何の問題もないのに、5%の人はやんわりと注意しても効果がなく、消去されてもなぜ?と抗議します(背景理由がある場合もあり、私は弱者に同情的ですが、科学技術実験とは切り離さなければなりません。)。そのために、このような注意を明記しています。95%の方々には不快な注意であるなら申し訳ありません。
● 過去の教訓
- かつてこの技術がネット炎上に利用されました。当初は、運営者は炎上騒動の経緯や独特の言い回しなどを知らなかったので、意味不明な歌詞と思いつつ見逃してしまいました。揶揄や中傷をバレないように含ませて「チキンゲーム」と称してどこまですり抜けられるか競う人々がいました。その時の教訓として、表面上は問題がないが、運営者に理解不能な歌詞は安全のために消去することにしました。
- ネットの海に拡散したら取り返しがつかない経験から、歌詞内容には慎重です。自動作曲技術の価値を下げる危惧がかすかでも感じられる歌詞は、実験目的に適しません。自動作曲技術が活きるような見事な歌詞の提案を求めているので、価値を下げるような作品を自動作曲の「模範作品」としてわざわざ公表することはありません。
- 【特に、詩作・発表に関心のあるユーザへ注意】 この場は詩の発表の場ではありません。ここではあくまで質の高い自動作曲に寄与する優れた歌詞素材の提供の場です。質の低い詩を多数投稿する場ではありません。数が多くなると、適宜削除されます。
- 歌詞は音楽によって大きなアピール力を得る場合が少なくありません。だからこそ、この公開実験で全ユーザに提示し作曲依頼する歌詞は慎重でなければなりません。他者を傷つける可能性がある主張や攻撃や揶揄などは、ここに掲載するだけでも社会から非難を浴びかねません(「歌詞リスク」と呼びます)。
- ここは自由掲示板ではありません。意見・主張・不平不満・自分語り・揶揄中傷・罵倒などの場ではありません。自作詩の発表の場は、ブログをはじめ他に沢山あります。
- 文芸的に密度と品位が高い自作の詩あるいは著作権問題(例えばここから確認)のない優れた歌詞を募集します。他者が本システムによって競作作曲し、作曲結果を自由に使用することに同意できる場合に投稿して下さい。
- 過去に寺山修司の詩の投稿がありました。著作権が切れていないので、削除しました。
- 歌詞投稿され公表する歌詞は、競作のように作曲がなされ、自動作曲の模範作品として公開されることを想定しています。それにふさわしい内容の歌詞を募集しています。(殴り書き的なレベルの作品はお断りです。)
- 穏やかな主張を完全排除はしませんが、高密度高品位の詩に限ります。長い低密度の詩は、ここに投稿するのでなく他のサイトに投稿するか、当サイトでは自作曲のみにして下さい。
- コメント欄に歌詞の意味・意図・背景などを記入して下さい。
● 作品のダウンロードと公開の歌詞制約
作品のダウンロードあるいは公開は、歌詞が当実験の成果物として「歌詞リスク」がない作品に限ります。
■ 歌詞の入力のしかた:5通り
自動作曲の場合は
《歌詞入力のページ》に、作曲依頼の場合は
《作曲依頼のページ》に入力して下さい。歌詞の形式には規則があります。自動作曲の場合は、歌詞入力のしかたは合計5通りあります。どの場合も、歌詞の内容や形式の決まりは同じなので、以下を一読して下さい。
● (1) 自分で歌詞を入力する場合
- 漢字かな交じりの日本語で書いてください。
- 各行の最後では必ず改行して下さい。(スペースを沢山入れても改行になりません。)
- 4行で一つの「節」です。3行の場合は、1行分の休符が入ります。
- 節と節の間に空白行を置いてください。
- 「♪」のみ1行の節は、前奏・間奏・後奏です。(「間奏」と書いても間奏にはなりません。)
- 1行あたりの音節数は32個以内です。
- 各行とも、短歌全体の長さが限度、と覚えて下さい。
- 32音節(言語学的に正確には32モーラ)を超える音節は作曲されずに切り落とされます。
- 記号(例えば、~、… など)や小さい字(「あなたぁ」の「ぁ」や「大きぃ」の「ぃ」など)や括弧は、原則として使えません。
- 全角および半角スペースは無視されます。
- テキストでなく、「読みと抑揚」の中で全角スペース「 」は、休符「っ」と同じ効果を持ちます。単語間に休符を入れる場合などに有用です。
- 英字はアルファベットをベタ読みされます。
- どうしても英語を含ませたい場合は、読みをかな書きして下さい。
- 英語以外の言語でも同じで、要するにひらがな・カタカナによる日本語表現化するということです。
- 数字は、電話番号のように数字ベタ読みされます。
- 位を読ませるには、漢字で書き下してください。(例:1024円=「千二十四円」あるいは「千2十4円」)
- お願い:英語を使う場合は正しい英語を! せっかくの作曲が台無し。
- 特に冠詞を忘れないで! 例:I am cat → I am a cat / give me answer → give me an answer
- 外来語や外国語を取り入れる場合は、文法上も発音上も意味的にも間違わないようにして下さい。そういう瑕疵のために作品の価値を落としたくないからです。特に競作で皆が揃って間違うのはみっともないです(実例があるので)。以下、例:
- × パーテーション→ 〇 パーティション(partition)、× ウオッカ→ 〇ウォツカorウォトカ(vodka)、× カミツレ→ 〇カミッレ(kamille)orカーミレorカモミール、× バームクーヘン→〇バウムクーヘン(Baumkuchen)、× ファール→〇 ファウル(foul)、× アワード→ 〇 アウォード(award) (Star Wars をスターワーズとは言わない)、× ワーピング→〇ウォーピング(warping) ... などなど。
- "eight(8)"はエイトが普通でエートとは言わないが、"mail"はメールかメイルかは微妙で両者可。"main"もメインかメーン(NHKのみ?)か?"take"はテイクかテークか。"cake"は「ケーキ」も可で、好みでケーク、ケイクも可。但し、"make"はメークでもメイクでもよいが、「メーキ」とは言わない。見世物"show"と人名"Shaw"は、「ショウ」と「ショー」であるべきだが、逆に固定化されてしまっている。
- 文法にも注意:× "I am cat" → 〇 "I am a cat"
例としては
《歌詞サンプル》を見て下さい。例えば、下の例では1,2番のあとに♪(間奏)が入り3番が作られます。それぞれのテンポや曲想や楽器を「詳細設定」で変えることができます。
吾輩は猫である。名前はまだ無い。 どこで生れたかとんと見当がつかぬ。 何でも薄暗いじめじめした所で 54w\ ニヤーニヤー泣いて居た事だけは記憶して居る。
♪
吾輩はここで初めて人間といふものを見た。 しかもあとで聞くと、それは書生という 人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。
この書生というのは、時々我々をつかまえて 煮て食うという話である。 しかしその当時は何という考えもなかったから、 別段恐しいとも思わなかった。
| 1番間奏2番3番 |
|
のような感じです。
● (2) サンプル歌詞でテストしたい場合
- 《歌詞入力画面》の歌詞入力の「例文」をクリックして、用意されているサンプル文章で自動作曲を試すことができます。
● (3) 投稿歌詞を入力に使う場合
● (4) 自動作詞する場合
- 《歌詞入力画面》の歌詞入力の「自動作詞」をクリックすると、「自動作詞のページ」がポップアップし、数個の数個のキーワード入力から自動的に文章を作ってくれます。
- 説明は、ここをクリック
● (5) 自分メモから転記