743115 / SD_AI
オレンジジュース方向音痴のくせして 直前に調べて
初めて降りる駅で
あんなちっちゃいライブハウス
よく見つけられたな
薄暗い地下への階段
楽しそうにはしゃぐ子ども
安心して扉開けられたの
暗い客席 オレンジ色のステージ
笑った声は紛れもなくあなたで
だけどなんだか いつもの感じじゃなくて
あなたじゃなかったら 私惚れてた
薄くなったオレンジジュース
落ちる水滴 握り締め
冷たくなった手 こっちを見てたの わかったけど
なんだか目を合わせられない
何故後ろのヤジ達 あなたの音にはうっとり
全てがガキだった私は
どれかすら分からず
あなたは一体何者ですか
あの人達は何ですか あなたの音はどれですか
何故私を抱き締めたのですか
残り2バンド 勝負したり仕切ったり
笑い取ったり 知らないあなた
可愛い子の話 わざとしているの
あなたに見つからないように 灯り点く前
薄くなったオレンジジュース
置き去りに 足早に出た
突然の雷は 知らない街を 一つにさせた
雨上がり 車窓 綺麗だなぁ
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