691173 / azimi
真昼の月あなたが密かに愛しはじめた
あの女性の影で欠けてゆく月
写真立ての中教会の前で
今日を知らずに無邪気に微笑む私
1人の夜ふえても待ってるつもりだった
あなたの背中見送りただ涙こぼれ
あふれる思いすべてあなたへ消えないように
刻み込めるすべもわからぬまま
抱きしめる強さと裏腹な気持ち
気づかないフリでただ抱き返す
知らない香りのあなたの胸元
まだ私が好き?と震えて声にならない
夜明けの月のように光り失ってく愛に
祈りの無力さを知りただ涙こぼれ
おぼろげな輪郭の二人つなぎとめるため
何て言えば振り向いてくれたの?
指輪だけ残してこの愛は終わるけど
私の胸の想いはまだ色あせない
あの女性と寄り添って見上げる青い空に
真昼の月が悲しげに光る
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