空想夢遊人は彷徨う あてもなき光の中を 息はもうしていないが ここでは息ができる 何十億通りもの岐点から 進むべき道を見つけて その方向へ歩き出す 日に日に歩幅を広げて ふとした時に後ろを見る トンネルの先の景色に向かい 後退りしながら手を振ると 残像が鮮明に前を横切った 【間奏】 もし誰にも干渉されないなら もし誰もが許してくれるなら あなたの幸せそうな寝顔を 一度くらい見ておきたかった 【後奏】
audio
■コメント追記は登録者のみ