661592 / アロンアルファ
坂道今日も上る見慣れた坂道
付けた足跡を影が追いかける
道端に咲く花も見上げた空も
慣れてしまえば色あせていく
ただただ上るわけでもない
誰かに言われたわけでもなく
ただ頂上からの景色
見たいからひたすら上る
きっと僕はこれからも何度も
同じことを考えるのだろう
何度転んでも何度落ちても
あきらめはしないのだろう
今日も見上げる見慣れた夕空
吹き抜けた風を鳥が追いかける
脈打つ心も巡る思考も
百年たてば死へと帰る
きっと僕はこれからも何度も
同じことを考えるのだろう
何度間違っても何度迷っても
あきらめはしないのだろう
いつかの誰かが言っていた
理想の世界はどこにもない
この不都合な世の中で
ただ生き残るために
きっと僕はこれからも何度も
同じことを考えるのだろう
何度転んでも何度落ちても
あきらめはしないのだろう
きっと僕はこれからも何度も
同じことを考えるのだろう
何度間違っても何度迷っても
あきらめはしないのだろう
振り向けば広がる
自分の描いた軌跡
足跡が一つ
この命尽きるまで
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