659320 / 藤原定家編 / Orpheus開発チーム
百人一首 第21~30番21. いま来(こ)むといひしばかりに長月の
有明の月を待ちいでつるかな(古今集 恋 691)
素性法師
22. ふくからに秋の草木のしをるれば
むべ山風を嵐とい言ふらむ(古今集 秋 249)
文屋康秀
23. 月(つき)見ればちぢにものこそ悲しけれ
わが身ひとつの秋にはあらねど(古今集 秋 193)
大江千里
24. このたびはぬさも取りあへずたむけ山
もみぢのにしき神のまにまに(古今集 覊旅 420)
菅家
25. 名(な)にし負はば逢坂山のさねかづら
人に知られで来るよしもがな(後撰集 恋 700)
三条右大臣
26. 小倉(おぐら)山峰のもみぢ葉心あらば
今ひとたびのみゆき待たなむ(拾遺集 雑秋 1129)
貞信公
27. みかの原わきて流るる泉川
いつ見きとてか恋しかるらむ(新古今集 恋 996)
中納言兼輔
28. 山里(やまざと)は冬ぞ寂しさまさりける
人目も草もかれぬと思へば(古今集 冬 315)
源宗行朝臣
29. こころあてに折らばや折らむ初霜の
置きまどはせる白菊の花(古今集 秋 277)
凡河内躬恒
30. 有明(ありあけ)のつれなく見えし別れより
暁ばかりうきものはなし(古今集 恋 625)
壬生忠岑
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