657893 / 作曲:五六四〇/作詞:清流さん
岳南電車空虚な車内に座り込み列車に揺られる
西陽の光が眩しく照らしつける
醜い虚ろ顔が窓にうっすら反射する
今の自分だなと嘲笑う
響きもしない人生論を聞かされ
生きる気を諦めて列車に揺られるだけの日々
自分で選んだ結果だと分かっていながら
それすら嫌気がさす
岳南電車よ私をどこに連れて行く
人間失格の私をどこへ送る
このまま湧き水の底に沈みたい
死は救済なんて呟きながら
小さな缶箱のような列車に揺られる
工場の夜景がまざまざと見せつける
草臥れた疲れ顔が窓にはっきり反射する
今の自分だなと目を逸らす
聞きたくも無い生存論を聞かされ
死ぬ事すらも諦めて列車に揺られるだけの日々
自分で選んだ結果だと分かっていながら
それすら投げ出したい
岳南電車よ私をどこに連れて行く
死に損ないの私をどこへ送る
このまま夜景の中へ消えていきたい
私はここにいると叫びながら
単行電車
昭和の車両 短い路線
自問自答の末の
自己矛盾
死にたいのか生きたい
のかも分からない
そこにあるのは
今を終わらせたいだけ
岳南電車よ私をどこに連れて行く
生き損ないの私をどこへ送る
ここでは無いどこかに行きたい
私の辛さを忘れさせながら
岳南電車よ私をどこに連れて行く
生き損ないの私をどこへ送る
君と呼べる誰かに会いたい
私の辛さを吐き出しながら
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