633012 / 作詞:渡恋ちえり/作曲:tao_hiro
パンドラの宝石箱パンドラが落とした宝石箱には
ずっとねむっていたの 虹色の竜が
凍った文字盤の針が融けてゆく
燃える指先と壊れはじめる時間
七つの喉のほてった逆鱗を
夜泣きをなだめるように愛撫すると
遠い星の子守唄をきかせて
そうねだる声はまるで子供のよう
陽光と霙(みぞれ)のシャワーで
色を失ったつばさを洗うわ
結晶(プリズム)の瞳をわたしが
あなたの眼窩(せかい)にはめこんであげる
讃美歌のハンドベルのスペクトルは
永遠(とわ)に輝く炎を街にともした
イルミネーションが照らす白い吐息
黒い雪となって降る 愛の花束(ブーケ)が |
■コメント追記は登録者のみ |