608378 / かりんとう
うたかたの時を重ねて車の窓から見える海岸線
あなたと行った江の島も遠い昔
崩れてくふたりの距離を
魔法の言葉でつなぎとめて
きれいだねなんて言うのは
そう思いたいからだよね
知ってるだけど聞かないように
時が止まればいいそれだけを願う
積み重なるものは何だろう
時間か愛かため息か
それは泡のように消える運命
うたかたの時を重ねて
私らは行く九月の街を
波の音は聞こえない
きっとそれはもう過ぎさった過去
祭りの後には秋の風が吹いて
真夏の余韻消し去っていくよ
寂れた避暑地の高原
来れてよかったなんて ねえ言わないで
卒業したらどうするの
言葉はいつも胸の中
聞きたいだけど話題をそらす
今を生きればいいそれだけを願う
積み重なるものは何だろう
時間か愛かさみしさか
それは泡のように
浮かぶ幻
うたかたの時を重ねて
私らは行く九月の街を
夏の風は遠く聞こえない
きっとそれはもう過ぎさった日々
うたかたの時を重ねて
私らは行く九月の街を
夏の風は遠くどこにも聞こえない
きっとそれはもう過ぎさった日々
後奏
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