577741 / 清流さん
地平の星空星は手に届かない所で
私を見下ろす様に輝く
手を伸ばしても
その星は遠く遠く
届かないと分かっても
星を求め山へ上へ目指した
都会の喧騒から離れた場所は
星は明るくより綺麗に見えた
でも満点と輝く星空も
山の上でも届きそうには無い
星々に見降ろされながら
ふと街の方へと目を下ろした
見渡せば地平上に
輝く星々が散りばめられている
空を見上げなくても
地平にも星空が広がっていた
見渡せば地平線で
星空と夜景が混ざり合う
境界線を無くした光は
海の様に星空を融和させる
地平の星空は本物の星空じゃない
だけどその輝きは本物の輝きで
私は地平の星空の中
輝きを造り生きていた
|
■コメント追記は登録者のみ |