572049 / 作詞:清流さん / 作曲:朝泡鈴菜
アマビエ様アマビエ様アマビエ様
どうかこの国の
この世界を蔓延る
疫病を祓いたまえ
江戸時代、肥後の国に
アマビエなる妖怪が現れた
どうもアマビエは予言をする妖怪
六年間は豊作に恵まれると言っていた
しかしその後疫病が流行るらしく
アマビエを描いて広めれば
その疫病は抑えられる
なんて話だったそうだ
それから数百年
この世は正に大疫病時代
スペイン風邪を思わせる
流行りの病が国土を覆う
救いを求めて縋る人々
そこで見つけたアマビエの概要
描けば疫病が救われる
誰しもがアマビエを描き始める
増える増えるアマビエの数々
遂には厚労省も使いだす
しかしちょっと待ってみよう
本当に描けば助かるのか
そもそも本来のアマビエは
平常時に現れて
飽くまで予言をしまで
今の疫病を払えるのか
他にもその手の妖怪はいる
神もいるはず
なぜアマビエなのだろう
なぜアマビエになったのか
そんな疑問を持ったところ
みんなアマビエを描いている
とにかくこの状況を打破したい
だからとにかく描き続ける
妖怪なんて伝承の物
伝承が変われば妖怪も変わる
きっと今のアマビエ様なら
この疫病を祓ってくれるはず
いずれこの疫病が終わったら
妖怪から神になるかな
科学の時代、令和の時代でも
妖怪はこうして変わり続ける
それとは別に
アマビコと言う猿みたいな
預言妖怪もいるよ
こっちも是非描いてみよう
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