506505 / ねことコンパス
縄文オジサンの思い出3土偶を焼き終えた
ほっとし 昼寝をしようと でも
頭の中は 村人たち
赤ん坊 子供 大人 老人など
相次ぐ死 眠れずにいた
♪
やがて頭は 子供時代
囲炉裏のまわりで 足を取られて
大切な 壺を割って
ひどく叱られ 悪夢にうなされた
その時の罪滅ぼし かも
しれない 土器づくりは ふふふ
廻るもので 火焔土器に
思い出の それは野焼き
柿色 炎 土器が 一体に
燃えさかる そうだ炎の
壺を作れば 思いついたんだ
♪
今度の土偶 父母はすでに
私も年老いた 命の再生や
豊かに 村の暮らしが続かんことを
炎に 太陽に 願いを込めて創る
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