416048 / yUuRa
Ring眠りにつく。
瞳を閉じる。
愛をうたう。
揺り籠の中。
未完成の絵本の中、
君は涙の海を泳いでいた。
小さな箱庭の中、
独り朝を待っていた。
繰り返される衝動の中で、
心は蝕まれてゆく。
終わりのない眠りから目覚めたら、
静かに微笑むから。
時の風に君は
背中を押されて。
響き渡る
涙には。
星達は星空へ溶けてゆく。
涙の雨の中。
十六夜は繰り返す。
かぐや姫はもういない。
僕達は翼が折れた天使。
夢の片隅に彷徨う。
消えてゆく僕らの絶望は、
遥かに響き渡る。
涙が顔を覆い隠す前に、
本当の愛を殺して。
夢から覚めてしまう前に、
また子守唄を歌うから。
ああああああああ ああああああ
あああ あああああ
あああああ
あああああ あああああ
ああああ あああ ああああ ああ
あああ ああ あああああ
あああ あああ あああああ
ああああああ あああああ
星達は星空へ溶けてゆく。
傷ついた心は癒されない。
僕らを許して。
感情なんか捨ててしまうから。
繰り返す色がない世界に、
さよならを告げるのなら。
君は独り瞳を閉じる。
揺り籠の中で。
僕達は翼が折れた天使。
夢の片隅に彷徨う。
消えてゆく僕らの絶望は、
遥かに響き渡る。
星達は星空へ溶けてゆく。
涙の雨の中。
十六夜は繰り返す。
淫雨に包まれながら。
僕達は翼を壊し飛び立つ。
離れ離れの心を1つにするから。
消えてゆく僕らの絶望は、
遥かに響き渡る。
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