379105 / せやな
君とデッドマン墓から目覚めてこんにちは
君が出会ったのはデッドマン
自分の棺桶探してる
「あら、もしかして」と君は言う
「もしかして、私が寝ていたこの棺桶。
あなたのものじゃないかしら?」
デッドマンはない目を開き、
「いやいや、違う」とない舌回す
「その棺桶は小さすぎる。
私は入れない」
「あら、そうなの」と君は言う
「じゃあ、この棺桶は、一体誰の?」
困ったようにそして笑う
デッドマンはない口を開けて
「そんなの分かりきってるじゃないか」
笑ってないすかすかの腹を抱える
「その棺桶は君のものさ」
「あら、そうなの」と君は言う
「じゃあ、私はここで眠るべきなのね」
涙を流しながらそして笑う
墓へと戻っておやすみなさい
君が見たのはデッドマン
自分の棺桶探してる
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