307865 / 無名の誰か
変わる日変わらぬ日テレビの前 何でもできると
下らない 自信ばかりだった
選ばれた 特別な人であると
自分のこと 見つめすらしない
夜空の星すら 掴めそうで
高層ビルすら 瞼の下だった
君の言葉に 耳も傾けず
一方的な 愛を押しつけてた
そして君は消えた
今はどこにいるの
あの日から 今までにないような
努力を 重ねてきたんだと
誇りたい 気持ちがあふれて
また君を 見つけ出してた
ねえ見てよ 君にもわかるだろう
夢にまで 追ってくる心
振り切って 逃げ出したい
歩んでた 道を逆戻り
しようとし またもつまづく
雑草にすら 笑われるようで
長所なんて 分からずじまい
拒もうと 叫んでみても
一方的に 時は僕を潰す
そして君に会った
今はどうなってる
あの日から 今までにないような
苦痛を 味わってきたんだと
それしかない 悲しみ溢れて
不意に君を 思わず抱きしめた
教えてよ 僕にはわからない
あの日から 今を見てればいいと
君がそっと 囁いてくれた
痛むことの 喜び溢れて
また君の 名前を呼んだ
今分かる 前とは違う
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