307687 / 中馬正弘
沖縄の花まつり白い花なら ゆりの花
甘く香る 乙女たち
花の言葉は 清廉無垢
世間の色に 染まらない
清い生命は こころ色
花の祭りは 伊江島で
淡いピンクは さくら花
花の名前は ソメイヨシノ
薄い衣が 風に揺れ
ほのか色して 悩ましい
取って食べたい 実になれば
祭りの場所は 八重岳で
カンヒザクラは 濃いピンク
命染めるは 夕焼けよ
花の言葉は 優美でも
一人の男を 愛せない
多情な女に 逢いました
祭りは冬の ナングスク
黄色の花は ひまわりで
回る陽の花 まぶしくて
黄金色に 染まります
下向く人には 声かけて
空を見上げて 歩こうよ
祭りは二月よ 北中城
情ある花は ツツジ花
色々の色 咲き誇る
夢の丘から 海一望
父さん帰って 祝い酒
母さんの笑顔 晴れやかよ
祭り三月 東村
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