305464 / 泉凛
エピローグ(テスト投稿)ねえ、あの人のこと、周りはどうしようもない
人って云ったけど ぼくにいっとう優しくしてくれた
あの人は、僕をいちばん好きでいてくれた
ひまわりもくたびれて頭垂れてしまう
暑い昼下がり、炭酸水のグラスも汗をかく
犬は舌出してべったり寝てる
今日は雨が降るよ、なんて云ったのは誰だっけ
ねえ、あの人は相当にダメなひとだった
最後には泣いて逃げてしまったよ
写真の一枚だって残さなかったし
でも何故だろう どういうわけか
僕を本当に好きでいてくれたのは
あの人だけだって今気付いたんだ
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