304171 / 清流さん
瀬戸線名古屋一の繁華街栄
その地下にある栄町駅
少しピンぼけた地下ホーム
今日も瀬戸まで電車は走る
昔は轟音鳴らす旧型の音がする
赤い電車ばっかだったのに
今じゃ本線以上の銀色テカテカ
車内にモニターもついている
しばらく電車は地下を走る
次の駅は時代錯誤の昭和駅
これを抜けると地上になるけど
雰囲気は未だ完全地下鉄
気が付けば瀬戸線は高架を駆け抜ける
名古屋の地上が見られるのは貴重だ
次は森下そして大曽根
更の先の矢田は昔のナゴドの最寄り駅
『ナゴド完成当初は地下鉄が無く矢田から歩かされてたらしい
地下鉄ですら結構歩くのにそれすら無かったとは異常だ
ちなみに今でも瀬戸線沿線民は使う模様
ただ矢田駅周辺は住宅街なので推奨はされない』
そこを越えると守山区
そこは別名名古屋のチベット
その隣尾張旭市
一体何があったけな?
尾張旭市には新しい車両区
よく見てみると謎の電車
あれは本線用の車両だ
瀬戸線だととても珍しい
電車は瀬戸焼の街瀬戸市に入る
と言ってもパッと見分からない街並み
瀬戸線自身通勤路線だから
観光に使うのは向かないだろうね
瀬戸線は今日も客を乗せ
地下を高架を地上を駆け抜ける
新型車両は味気ないけど
でも地下鉄っぽいのでそれでいい
かつて瀬戸線を駆け抜けた
旧型車両や轟音鳴らす赤い電車が
多くの人を乗せたように
あの新車達もまた瀬戸線を駆け抜ける
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