301494 / 宮里鋭兎
懇願破顔手の届く エリアを望べば その地を踏める
きみに 向こう側が ありありと描けるからさ
だけど夜 通りは暗くて 心細くて
くたくたにくたびれて 間違いだらけなんだ
体は単数 技は複数 果たせるのは 腕次第
瞳はぱっちり 口はむっつり 睨みつけたって
男は単独 女は猛獣 乗りこなせず 落第よ
心はうっとり 噂は勲章 嵐を巻き起こせ
朝飯前さ 札束にゃ 縁遠いもんよ
腹の皮がよじれたって 欲の皮 笑い飛ばせば
無性に しんみり 器がでかく見えるもんよ
色恋だけが 濃密な 生き甲斐でなくってよ
あるべき所に 収まりたがる ああ ご時世に
スルーするか ああ ど根性
スリル求めりゃ リスク恐れるに足らず
素性の知れない未来に 成り上がれ
ロンリーからの 論理なんて しれたもんよ
路頭に 七転八倒 上等 常套 極上
止まることを知らぬ 岩をも砕け
炸裂 炸裂 とびきり弾けろ
観ろよ今しがた 手にしたものはでかい
よれよれの こんな男の背に
観ろよ今しがた 手にしたものはでかい
ほれぼれと 釣りあいとれた きみ
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