285558 / 清流さん
ツユドキデイズ過ぎ去る時の中で
通説に感じる梅雨の季節
曇天の雲が空を覆い
雨を降らし大地を濡らしゆく
夏の到来を告げる前に
降り続ける川を染める雨
濡れる梅はまだ青く
食えそうにはまだなかった
降り注ぐ雨 川の様になる道路
水溜りを踏みしめ濡れる僕がいた
傘の必要性も忘れずぶ濡れの帰路
梅雨時は嫌いだった青春時代
今じゃ雨に濡れる事も忘れ
雨にうたれながら車を走らせる
窓から見る濁流の用水路も
雨に濡れる梅もただの梅雨の光景となっていた
灼熱の季節の手前の
雨によるささやかな冷却期間
曇り空に響くカエルの鳴き声が
田畑と用水路から聞こえてくる
あれほど嫌な梅雨の季節も
いざ過ぎ去ろうとすると少し虚しい
そんな思いをしながら夏を迎える
これが僕の梅雨時デイズ
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