榎鳥が騒ぐ 蝶が艶やかに舞い乱る 花の周り 可憐に咲く点描画 青い空と 蝶と花が織りなすこの絵画は 洋白の白銀よりも 綺麗に光っていた ある理解無き者が 花を摘み 蝶も去りて 煩わしさは消えたが もうあの絵を見る事ができず いつまでも見れたはずの光景が もう 思い出すことしかできず かつての美しさを もう取り戻すことは無く どんなに愚かだったと後悔して 花を植え直しても そこはただ花があるだけで ただ美しさだけが残る
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