118837 / あ
緑色の鳥の行方海岸に横たわる物体
目を凝らして見てみるとそれは僕
そっと近づいてまじまじと僕は僕の顔を見る
横たわる僕は目を開き僕を見た
偶然と必然の間を泳ぐ魚
時折疑問に思う白身なのか赤身なのか
美味いのか不味いのか
握り締めたくしゃくしゃのメモに書かれた言葉だけを頼りに
あてもなく彷徨い歩く 亡者のように
語ることは少ないけれど話をしよう
君がここに来た経緯と僕がここにいる理由
それから、あの空に浮かぶ石ころについて
都会と田舎の往復移動
時折わからなくなる僕はどこへ向かっているのか
西なのか東なのか
握り締めたくしゃくしゃのメモに書かれた言葉だけを頼りに
あてもなく彷徨い歩く 亡者のように
語ることは少ないけれど話をしよう
君がここに来た経緯と僕がここにいる理由
それから、あの緑色の鳥の行方について
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