■ 旋律の型
歌詞がある節(8小節)ごとに旋律タイプを以下:
- ほぼ順次進行
- やや順次進行
- 時々跳躍進行
- 順次/跳躍進行おりまぜ
- ほぼ跳躍進行
の中から選べます。これらは、順次進行と跳躍進行の割合を5段階に分類したもので、直感的に言えば、
- 跳躍進行:和音に含まれる音のみで旋律を作ります。旋律が滑らかでない場合がある代わり、跳躍を含む元気のいい旋律や、清潔感がある旋律になり易くなります。
- 順次進行:和声内音に加えて和声外音も用いた旋律の生成です。現在は、音楽理論の和声学で述べられる経過音、刺繍音、倚音などを使っています。滑らかな動きの旋律が作られます。
という感じですが、実際に曲を作って見てそれらの微妙な違いを感じて下さい。
● 使い方のヒント
曲に構成感を持たせる上で有用です。音域を広くして跳躍進行型を用いると、元気がいい感じになります。また、音域を狭めにして順次進行型を用いると、おとなしい感じが出せます。