波紋何年ぶりだろう この河原を歩くのは 甘酸っぱい思いが ふと胸をよぎる 夜の帳がおりた河原は 人影もまばらで ひんやりとした風が 肌に心地よい ふいに水切りがしたくなって 平たい石を拾いあげる 水面に投じたそれは いくつもの波紋を描いた
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