743433 / L.o.F
アサガオの君へ青い空に浮かぶ飛行機雲は
突然きて儚く消える
初夏の風に慣れた頃に
あなたは突然やってきた
頂に映えるその笑顔
茎を伝う朝霧に
夜明けを思うと
思いはふわっと膨らんでいく
アサガオへと向かう感情は
どこから湧いてきたものなの
あなたがくれた小さな種は
あなたに向かって進んでゆく
さんさんと注ぐ8月の熱気に
負けじと笑顔のあなたを見ては
伏せた想いに負けそうになる
季節が違えばよかったのにな
1度湧いてきたその感情は
抑えきれないその感情は
涼しくなっても
変わらずふわっと漂っている
アサガオへと向かう感情は
届くことなく土へと還り
あなたにほんとに必要なのは
愛情ではなく絆だったのね
どうしてだろう
秋の訪れとともに
色も移りゆく
これ以上わたしを惑わせないで
アサガオへと向かうその愛情は
届くことなく土へと還り
あなたにほんとに必要なのは
愛情ではなく絆だったのね
儚く散りゆくその感情は
儚く散りゆくその愛情は
冬へと向かって
枯れ落ちてゆく
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