604424 / mico
回想世界が順番にまわっていないことを知った
あの日はサラダを作っていた
雨が降っていたなら
君は僕よりも大きくなってたのかな
遠くに行ってしまうのと何がちがうの?
そんなことを思いながら
きれいな顔で戻ってきた君を見ていた
小さな箱に入ったままの
今でも君に話しかけてしまう
僕はどっちを選べばいい?
君は選ぶひまもなかったから
君はただ手を差し出しただけだったのだろう
世界が順番にまわっていないことを知った
あの日はサラダを作っていた
雨が降っていたなら
君は今でも笑っていたのかな
遠くに行ってしまうのと何がちがうの?
誰も答えずにただただ
冷たくなった君の顔をなでながら
みんなみんな泣いていた
今でも君に話しかけてしまう
僕はどっちも選べなくてもいいのかな?
君は何も知らないでいたから
君はただ手を差し出しただけだったのだろう
違っててもいい理由を探したがる僕は
同じ年に生まれた君が今でもいたら
何かが違っていたのかなと
思ってしまう
世界が順番にまわっていないことを知った
あの日はサラダを作っていた
雨が降ってくれていたら
君は今でも笑っていたのかな
世界が順番にまわっていないことを知った
あの日と同じ日はなんどもあって
雨が降っても降らなくても
僕は君に聞いてしまうだろう
世界が順番にまわっていないことを知った
あの日と同じ日はこれからもあって
雨が降っても降らなくても
僕は君に聞いてしまうだろう
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