DEEP FOREST記憶の中 現実と深い森のはざまを 君と歩いた そしてまたここにいる 旅の道連れは 一匹の小鹿 そのつぶらな瞳から 目が離せない 凍えきった手を伸ばせば 届きそうな距離 それでも決して 縮まる事はない 疲れ果てた体横たえ 見上げたちっぽけな空 月明かりの中 頬に不意の口づけ 止まらない 枯れたと思っていた涙が そして嗚咽が ただ深い森が見守っていた
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