581545 / フロストドラゴン
伝えたかった気持ち少年時代 僕はいじめられていた
捌け口を探していた
最終的に見つけたのは
他の人への悪口や煽りだった
自分勝手に振る舞い
他の人の気持ちも考えなかった
そのまま僕も彼も
学校を卒業した
大人になってから切にわかった
自分がどれだけ未熟だったか
なぜ自分は相手の気持ちに
気づかないでいたのか
今彼はどうしているのだろう
ついには夢にまで出てくる
申し訳ない気持ちが
僕の心を押しつぶす
彼に謝りたい 兎にも角にも
彼に謝りたい なんとしてでも
その思いが強くなり
思い切って電話をかけた
もしもし、久しぶりだなあ。
何年ぶりの会話だろうか
過去の僕の煽りなどは
気にしていないらしい
これまでの思い出を
話し合いそして笑い合った
彼は最後にこう一言
「話せてよかった」
不安でいっぱいだった気持ちが
この瞬間すっかり晴れた
ありがとう ありがとう
僕も話せてよかった
ラララ…
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