524717 / tao_hiro
冬鬱駅から部屋に帰る道
冷たい空気に吐く息白く
ふと立ち止まり見上げた空に
満天の星がキラキラ輝く
重たく玄関開ける手は
感覚ないほど凍えてる
昼間の出来事思い出し
部屋の明かりをポツリとつける
熱いコーヒーほろ苦く
体の中に染み渡る
冷気と暖気が戦うように
安堵と怒りが交差する
ああ嫌だ嫌だ何もかもが嫌だ
自分が嫌だ他人が嫌だ世界が嫌だ
ああ嫌だ嫌だ何もかもが嫌だ
自分が嫌だ他人が嫌だ世界が嫌だ
どうしてこうなった
どうすれば抜け出せる
答える者はどこにもいない
応える者はどこにもいない
それでも明日はやってくる
疲れた体を休ませるため
寒々とした布団にもぐる
そしてふたたび眠るのさ |
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