1.3川辺の少女と国境に居る彼 改2林檎と梨の木が咲き誇っていた 霧が川面に漂っていた 少女は川岸に歩み出た 高く険しい川岸に 歩み出て、その少女は歌い始めた 草原の薄墨色の鷲のことを 彼女が愛したあの人のことを 大切な手紙をくれたあの人のことを ああ、歌よ、少女の歌よ 輝く太陽を追って飛べ そして遠い国境にいる兵士に 少女から想いを伝えて 彼に一途な少女のことを思い出させて 彼女が歌うのを聞かせて 彼に祖国の地を守らせて 愛は少女が守る
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