願い事暗い四畳半の部屋の中 彼女は密かに眠っている 付けっぱなしの古いラジオが 彼女の横でいびきをかく 僕らもいつか別れが来るのだろうか それならそれでいいと思ってる なんて意地を張れる程 僕は強くはないから 彼女が起きる前に 手を握っておく いつか来る別れなんかを 吹き飛ばすような願いを ギ タ | です 彼女が起きてくる 目をこすりながら 「おはよう」と言う声にいつも 僕は生かされている気がする
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