422365 / HAKONIWA
22にせものを装いほんものを捨てる
意味もなく
咲いていたその花は
ものくろだった
フィルムの中の咎びとが
一つの嘘を食む
祈り歌い出したのは
旋律という名の終息
形あるものを選び
形ないものを生む
思念の回路が動き始める
偽り欺いたあのガラクタも
レプリカの心に一縷の色を灯す
時空を超えて音を照らすのは
箱庭のレコード
ニセモノを拒み ホンモノを選ぶ
陽に当たり
顔を出したあの虹は
カラフルだった
ガラスの中の聖人が
一つの道を指す
何度も繰り返すのは
律動という名のはじまり
限りあるものを選び
限りないものを生む
過去の歯車が動き始める
考え捻ったあのカラクリも
贋作の答えに一つの解を開く
因果を変えて夢を翔るのは
箱庭のシルエット
誰かが聞いていた
誰かが見ていた
あのかおを あの心を
涙が溢れ出す
偽り欺いたあのガラクタも
レプリカの心に一縷の色を灯す
時空を超えて音を照らすのは
箱庭のレコード
時を奏でる
箱庭のレコード
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