356904 / ティレイ
地獄の中の天国の牢でなん重にも鍵をかけられたシェルターの中は
居心地が良かったが外は化け物がうろついていた
そいつらをバカにしては自分の偉大さを説いていた
僕はある日から小さな鍵をばらまき始めた
化物にこんな鍵をばらまいても問題ないと思ってた
案の定化物は見る気もしなかった
その滑稽さを見て薄ら笑っていた
しかし僕は化物に囃し立てられ重要な鍵をなげいれてしまった
バカであるはずの化物はその鍵穴をすぐ見つけた
化け物は踊り狂いながら
僕がばらまいた鍵を探し始めた
どんどん埋まっていく鍵穴
もう後悔しても遅かった
そして奴らは最後の鍵を---
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