287885 / 浦本 竣莉
神様の作る世界は昔々の大昔どこかに神様がいました
一人退屈な 神様が言いました
「 世界でも作るか 」
まず1日目に光を
2日目には空を作りました
3日目には大地、海、植物
4日目になると太陽や月や、星達を
5日目にもなると 魚や鳥などを
6日目に獣や家畜、
最後に自分に似せたヒトを作って
7日目に休んで、神様の一週間
もしもこの世界にまだ神様が いるとしたら
「赤」が 飛び散る事にはならないだろう
もしもこの世界にもう神様がいないなら
誰が世界を作ることになるんだろう
ある日神様が僕に言いました
「一つ願いを叶えてやる」僕は言いました
「全てを叶えてくれ」
まず1日目に僕は
戦争をなくしました
次は格差もなくしました
さらにその次には武器、兵器、病気を
痛い目にあった人の記憶、
最後に自分の嫌いな人を消して
1日目で終わってしまったんだよ
たった僕の数時間で
もしもこの世界の神が僕だったとしたら
「赤」が 飛び散る事にはならないだろう
もしもこの世界を僕が作ったとしたら
たくさんのモノを消してしまうだろう
もしも この世界にまだ神様がいるなら
「悲しみ」なんてコトバは存在しないだろう
もしもこの世界の神に僕がなったとしたら
作るモノより消すモノの方が多いだろう
そうだこの世界にずっと人がいる限り
残酷な神様は消えないだろう
60億の神様が世界を作ってるなら
「悲しみ」のない明日を作ろうよ、
♪ |
■コメント追記は登録者のみ |