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「ねぇ、お星様ってどうしてキラキラ光っているの？？」
真っ白な小石の広場で空を眺めながら、

私が尋ねると、叔父さんは優しく言いました。
「それは、お星様一つ一つが、まだ見ぬ惑星を照らしているからなんだよ」

私には難しくって良く分からなかったけど、
何だか素敵な理由だと思いました。

あれから幾つもの季節が流れ去り、
沢山の事を学んできました。

そして私は今こうしてここにいます。

あの日教えてくれた、叔父さんの優しい言葉が忘れられなくて、
今でも私はこうして夜空を見上げています。

あの時教えてくれた、お星様の輝く理由のように、
私も誰かの事をそっと照らしたいな……なんてね。

♪

「ねぇ、お月様はなぜ丸くなったり欠けたりするの？？」
真っ黒な空に浮かぶ球体を見上げながら

私が尋ねると、叔父さんは微笑み言いました。
「お日様の光が届いてないだけで、お月様は何も変わってないんだよ」

私には難しくって良く分からなかったけど、
何だか不思議な理由だと思いました。

あれから幾つもの出会いや別れから、
沢山の事を学んできました。

そして私は今こうしてここにいます。

あの日教えてくれた、叔父さんの温かい笑顔が忘れられなくて、
今でも私はこうして夜空を見上げています。

あの時教えてくれた、お月様が変わらないままであるように、
私も変わらないままあり続けたいな……なんてね。

お星様の輝く理由。
それはきっと、一つ一つの小さな幸せ。
なんて言ってる私も、まだちゃんと分かってはいないんだけど。
ただなんとなく今日もまた一日を終える時に思ったんだ。

私もこの大きな夜空の一つになれるのかなってね……

そしていつかは、私も誰かにとってのそんな人になれますように。
そう願いながら、こうして夜空を見上げてます。

あの時教えてくれた、お星様の輝く理由のように、
私も誰かにとっての光でありたいな……なんてね。

そしていつかは、私も優しい光になれたらな……なんてね。

♪