Ver. 3.25 (Aug 2024-) orpheus2024a |
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データ種別 | サイズ(Bytes) | ファイル名 | ファイル仕様 |
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mp3 音楽ファイル | 1649088 | 356477.mp3 | MPEG ADTS, layer III, v2, 128 kbps, 16 kHz, JntStereo |
MIDI データ(カラオケ用、加工用) | 28676 | 356477.mid | Standard MIDI data (format 1) using 14 tracks at 1/384 |
pdf 楽譜 | 830277 | 356477.pdf | PDF document, version 1.4, 7 pages |
lilypond 楽譜データ | 23933 | 356477.ly | Unicode text, UTF-8 text, with very long lines (307) |
「枕草子 清少納言」 鼻モゲラ大王
♪ 春はあけぼの。 やうやう白くなりゆく山際 少し明かりて、紫だちたる 雲の細くたなびきたる。 夏は夜。月のころはさらなり、 闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。 また、ただ一つ二つなど、ほかにうち光て 行くもをかし。雨など降るもをかし。 ♪ 秋は夕暮れ。夕日の差して山の端いと 近うなりたるに、 烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、 二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。 まいて雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。 日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。 冬はつとめて。 雪の降りたるは言ふべきにもあらず、 霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、 火など急ぎおこして、 炭持て渡るも、いとつきづきし。 昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、 火桶の火も、白き灰がちになりてわろし。 ♪ |